大阪府知事選で大阪の問題が露呈

大阪府の実態

最近は、大阪の府知事選の選挙演説を動画で毎日見ているのですが、大阪の身を切る改革というのは、聞いていて恐ろしいくらい削っていたのですね。

しかもその削りすぎなのと、大阪の経済をよくするといううたい文句のIRや府庁の建設も、府民には何も実情を知らされていなかったようです。

大阪では、維新はとても人気があります。

私も以前は、そう、府知事選での吉野敏明氏の演説を聞くまでは、これほどひどいとは思っていませんでした。

むしろ経済は上向きになっていると思っていました。

            

大阪は公務員を減らしすぎていた

ただし、以前にここにも書いたことがありますが、府庁の移転の場所とIRの場所は、ごみの埋め立て地の跡地なので、危ないということは書いたことがありますが、吉野敏明氏の話を聞いていると、危ないだけでなくとてつもない金額がかかるという事でした。

まずは身を切る改革と言い、大勢の公務員を減らしました。

こうやって大勢の公務員を減らしたために、武漢肺炎での対応もきちんとできず、武漢肺炎で亡くなった人の数が日本で一番多かったのは大阪だと言います。

公立の病院や保健所もずいぶん沢山の人を減らした結果のことだったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大都市には良い見本になってもらいたい

ところが、大阪市長と吉村府知事の退職金はもらわないと言いながら、退職金分を毎月の給料に上乗せをしていたといいます。

ちょっとぉ、やり方がせこくないですか?

維新のやり方は、府民には見えないところでは調子の良いことを言っていて、見えないところではひどいことをしていたようです。

だから、実情を知っていた神谷宗幣参議院議員や元衆議院議員の長尾たかし氏が、維新のやり方はひどすぎると言っていたのでしょう。

大阪もそうですが、東京などもそうですが、大都市でやっていると地方都市もまねることが多いので、大都市で悪いことをするとそのまま地方もそのようにまねる傾向があるので、大都市が良い政治を行う事は日本全体もよい傾向になるという事に繫がります。

 

 

 

 

 

 

 

問題だらけのIR誘致

吉野氏は、外資系企業がIRを担うことに懸念を示し、予定地に地盤沈下の恐れがある点を挙げ「建物をたててはいけない場所だ」と言っています。

この件を調べると、とてつもなく問題だらけだという事がわかりました。

○ 夢洲(ゆめしま)は、ごみを埋め立てた場所で、もともとは人が住むようにはできていないので、衛生面でも危ない

○ 大阪湾はもともと地盤沈下をしており、そこにごみを埋めているので、地盤がよけいに緩くなっており、そこに建物を建てることは危険 

○ 汚染と液状化対策のために788億円もかかっている。これは想定外のお金だが、これを毎年使わなければならない

○ IRは、外国人向けだと言っていたのだが、実際は外国の大金持ちは日本の法律があるために来ないので、IRの対象は日本人が8割だという(日本には外為法という法律があるために外国人は100万円以上のお金を持ち込めない)超富裕層というのは、ギャンブルに億のお金を使うという

 

 

 

 

 

 

 

政治は無関心でいられるけれど、無関係ではいられない

もう、これはつくってはいけないものですね。

吉野氏が言ってくれなかったら真実を知らないままだったと思いますが、大阪府民はこの情報を全員に知ってもらいたいものです。

こういう事を知ると、やっぱり常に政治に関心をもっていないと危ないですね。

参政党が言う「政治は無関心でいられるけれど、無関係ではいられない」は真実そのものです。