新自由主義

「所得倍増」という秘策?

岸田総理が誕生した後、岸田総理は「所得倍増」と言っていました。

所得倍増、て私が子どもの頃に池田隼人首相という人がさかんに言っていました。

当時本当に倍だけでなくもっと増えたと思います。

当時は高度経済成長の時期だったからわかりますが、今この時期に所得倍増て何か秘策があるのか、とわずかですが期待をしました。

         

新自由主義」とは投資?

それから、岸田総理から出た言葉は「新自由主義」という言葉でした。

新自由主義」て何?と思っていたら、なんと投資をしなさい、だそうです。

投資なんてお金に余裕がある人がやることでしょう。

日々の生活でやっとの人が投資なんかやったら、危ないでしょう。

国民が望んでいるのは、普通に働いてお給料が2倍3倍になることです。

 

 

 

 

新自由主義とは小さな政府

新自由主義とは調べてみました。

新自由主義というのは小さな政府と言われるものです。

なるべく政府の役割を小さくして、至上の自由競争に重きを置くというものです。

インフラや公共サービス路縮小させて、民営化を進めているのだそうです。

そうやって考えると、失われた30年と言われている時期がそれに重なっています。

一時よく小さな政府という言葉を耳にしましたが、当時は政治には全くの無頓着だったので、わかりませんでしたが今ならわかります。

 

 

 

新自由主義とは市場原理主義

そのやり方を少しなら、無駄を省くという程度ならいいけれど、それを30年も続けたら経済が落ち込むに決まっています。

だから、安倍元首相が積極財政と言ってアベノミクスを言っていたのですね。

新自由主義とは市場原理主義ともいい、低福祉低負担、自己責任をベースとして、小さな政府を進める思想で、政府がなるべく市場に干渉せず放任することにより、国民に最大の公平と繁栄をもたらすと信じられています。

福祉による富の分配は、政府の肥大化を招き、企業や個人の自由な経済活動を妨げると言い、至上での自由競争により富が増大し、社会全体にいきわたるというのが基本的主張です。

 

 

 

新自由主義は机上の空論

新自由主義とは大企業や資産家などを優遇することによって、投資や消費が上がり、中間層の所得も引き上げられ、富が再分配されるという机上の空論のようです。

なんだか立派なことを掲げていますが、現実は失われた30年です。

あまりに民営化をし過ぎたために、外資も入りやすくなり利益が外国に流れているために、日本人が働いても働いても外国に流れていると言います。

そして、貧富の差が激しくなっていると言います。

日本だけでなく、新自由主義を取り入れた国は軒並み以前と比べて成長しなくなっていると言います。

結局は、実体経済ではなく、金融経済ばかりが優先され、資本主義の暴走に近い状態に陥っています。

 

 

 

新自由主義は会社は株主のもの

ある人は、新自由主義のことを、こんなふうに言っています。

会社は株主のもの、会社は株主利益の最大化が最優先だから、労働者の資金はただのコストなので最小限に抑えてください」という思想的にやられたと言っています。

日本はバブルをきっかけに、ダボス会議が大好きな竹中氏にうまく誘導されたようです。

 

 

 

 

 

日本は「交易資本主義」に戻そう

日本は「会社は株主のもの」の新自由主義思想をやめて、バブル以前の「公益資本主義」に戻るべきだと言っている人がいます。

参政党の神谷代表も同じようなことを言っています。

インドの経済が良いのは、国内で経済を回していた時の日本をまねたからだと言われています。

私も今度は日本がインドをまねて、経済を国内で回す方向にかじを切ったほうが良いと思います。

 

 

 

参政党に期待

と思いますが、現実の岸田政権は、緊縮財政を続ける満々のようで、積極財政派の安倍派を潰しています。

こんなことをやっていたら日本はもっと貧しく弱くなってしまいます。

いろいろわかってくると、やはり参政党の言っていることが現実的だと思います。

参政党は大変ですが、何とか大きくなってできれば与党になってもらいたいです。