岸田政権がやっと決心
詐欺グループの岸田政権が、やっと決心したようです。
毎日新聞の記事からです。
24日に政府は、北京五輪ニ橋本聖子会長と、JOCの山下泰裕会長と日本パラリンピック委員会の森和幸会長らの3人が出席と発表しました。
たったこれだけの大したことのない、これでも中国側の受け取り方では、日本政府を派遣したと受け取られかねない人間を決めるのに、どれだけの日数をかけているんだ、と歯がゆいです。
「外交的ボイコット」の文字を入れない
中国によるウイグル自治区や香港などでの人権問題を理由に米英豪各国などが「外交的ボイコット」を表明しているというのに、グダグダとやっと24日に決心したようです。人の話をよく聞くという事を売りにしている詐欺師岸田首相、聞いているのは日本にとって不利な意見を言う奴の言うことばかり聞いている気がします。
この人、安倍政権下で長い間外務大臣をしていたのに、政治の素人の私から見ても外交下手だと思います。
松野博一官房長官は「五輪及びパラリンピックの主旨、精神にのっとり平和の祭典として開催されることを期待している」と述べましたが、「外交的ボイコット」の言葉を入っていませんでした。
中国に対しての「# me too 」運動はどこへ行った
日本に有利になる外交には、この「外交的ボイコット」を入れるほうが良いと思いますが、やっぱり中国の顔色をうかがっているように思います。
意識的に入れなかったのでしょうね。
詐欺師岸田首相だけでなく、人権に対して、日本人の意識が今一低いんですよね。
しかも、マスコミも日本や日本人批判の時はやたらと、大きな声で繰り返し騒ぐ割りには、中韓、北朝鮮のことになると、さらっと一通りの説明で終わるようです。
野党もしかりです。
「#me too」だと騒いでいた連中は、中国のテニス選手のことは何も言わないし、ウイグルや香港の人権問題にもトーンが下がったり、何も言わなかったり内政干渉だと言ったりです。
要は、人権などというけれど、彼らにとっては日本や日本人批判の便利な道具でしかないのでしょう。
日本人は人権意識が低い
日本人自身は人権という言葉には、意識が低い気がします。
欧米より遅れているというより、日本人は古来から人権と騒がなければならないほどの人権侵害を受けていないのか、わりにお上に従順に生きてきたので、人権人権と意識する必要がなかったのでしょう。
当初は、室伏広治スポーツ庁長官の派遣を検討していましたが、自民党内で「政府関係者を派遣すべきではない」という反発が広がり見送りました。
どなたかが、韓国の文大統領の方が方向は同盟国としておかしいけれど、まだ早いうちにはっきりと北京五輪に出席すると、表明している分ましだという人もいましたが……(笑)
中国反応
この日本の「外交的ボイコット」と思われる表明を受けて、中国が反応しています。
中国共産党参加の英字新聞チャイナ・デイリーの陳偉華EU支局長が、ツイッターで「日本は米国の外交ボイコットという茶番に加わらなかったが、中国による東京五輪への全面的なサポートを考えると、今回のような生命は恩知らずだ。日本は中国の気分も米国の気分も害したくないのだろうが、結局は双方の気分を害することになる」と批判しています。
中国図星
中国はこういうの上手いですね。
米国の外交ボイコットに加わらなかったとみていますし、中国が東京五輪に遣わしたのは日本の外務省の課長クラスだと言いますから、日本より位がずっと下の人間をよこしておいて、どこが全面的サポートかわかりませんが恩だけは勝手に押し付けてきます。
岸田政権の中途半端などっちつかずの、米中のどちらのご機嫌もうかがうようなやり方は、どちらにも不信感を持たせるという事は図星です。
この人、国のトップには向かないと思うのですが、本人に自覚はないのでしょうか……