日本と世界の女性の立場

私の納得いかないこと

私は、参政党に対して全面的に賛成ですが、一つだけどうしても納得できないことがあります。

武田邦彦先生の言っていることです。

武田邦彦先生だけでなく参政党の会員ではない人でも、一部の保守の人の中でも言っているい人がいます。

日本は女性を大事にしてきたように言っている人がいますが、それに対してどうしても納得がいかないのです。

          

教育では男女平等、現実は男尊女卑

私は、戦後数年後に生まれました。

教育としては男女平等を教えられてきましたが、現実の生活では男尊女卑そのものでした。

女には教育は必要ないという大人は普通にいましたし、女は男に仕えるものという雰囲気は、当たり前にありました。

私は農家に生まれ育ちました。

母は、朝早くから起きて、家族の中の誰よりも遅く寝て、一日中働きづめですが、それは当たり前でした。

そして、女は政治に口を出してはいけないし、理屈っぽい女は嫌われると言われました。

私の時代は、それでも戦後の教育で男女平等でしたので、一応建前は男女平等なところはありました。

 

 

 

 

 

 

母の時代

でも母の話を聞くと、母の時代は戦前です。

大正時代です。

その話を聞くと、本当にみじめです。

おしん」というドラマがありました。

あれに近い感じでした。

以前にも書いたことがあると思いますが、嫁は嫁いだら人権はない、という事でした。

ただの労働力と子供を産むためのものでしかなかったようでした。

働かせすぎで、亡くなった人も多かったようです。

 

 

 

 

 

 

 

嫁はいくらでもいる

母がよく言っていました。

田んぼで仕事をしていて、後ろを振り向いたら嫁がいなくて、よく見たら倒れていて亡くなっていた、という事でした。

それでも、家の人たちは何とも思わなくて、次の嫁を貰えばいい、仲人に頼めばいくらでも嫁を世話してくれる、という事でした。

それを子供の時に聞いていた私は、そんな人生は絶対嫌だと思っていました。

今なら絶対に離婚です。

 

 

 

 

 

 

中国の場合

そんな状態だったのに、私より年上でそういう状態も知っていたはずの武田邦彦先生は、外国よりずっと日本は男女平等だったと言います。

私は外国のことはわかりませんが、あんな扱いを受けていた日本の女性より外国の女性は、もっとひどい扱いを受けていたのでしょうか。

確かに、中国には昔纏足というものがあり、女の子は小さい子供のうちから足を大きくならないように、足を縛り付けていたと言います。

その理由が又恐ろしいのです。

逃げられないようにとか、逃げたとしてもすぐに捕まえられるようにするためだと聞いたことがあります。

それって、女性が逃げる前提での行為だとすれば、女性が逃げたくなるようなひどいことをする前提なのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

朝鮮の場合

朝鮮も、女性は子どもが産めなければ価値がないらしく、結婚する前に近親者が女性に子供を産ませるという、試し腹という事が当たり前に行われていたと言います。

そして、生まれた子供は人としての扱いをうけなかったと言いますし、女性は結婚をしても結婚をした人の家に一緒に住んでいるのに、嫁ぎ先の人間として扱われなかったと言います。

今では、日本の方が遅れているようなことを言っていますが、実態は日本の女性の方が嫁ぎ先の名字を名のっています。

 

 

 

 

 

 

 

欧米の場合

武田邦彦先生が言うには、欧米ではレディファーストとか言っていますが、あれの実態は違うというのです。

例えば、先に男性が女性にドアを開けてあげていますが、あれはこの先何があるかわからなくて危ないから、先に女性を行かせて男性が安全なのを確認しているのだというのです。

そんな発想なんてなかったから、それを聞いた時はもの凄く驚きました。

今まで、欧米の男性はレディファーストで女性を大切にしているんだ、と思っていたのに、そんな腹黒い発想があったなんてがっかりしました。

その説が本当かどうかはわかりませんが、それから本当にそのように見えてきて困っています。