日本人の本当の姿

菅前首相の弔辞

安倍元首相の国葬儀について何度も何度も書き直したために、今になってしまいました。

今回は、菅前首相の友人代表の弔辞と安倍元首相の献花についてに限定して書こうと思います。

安倍内閣では官房長官を務めた人です。

菅前首相の選挙区の方が言っていました。

「菅さんは言っちゃぁなんだが、演説はあまりうまくありませんが、今回の弔辞はそれがかえって胸に来るものがあった」と。

             

安倍総理を菅前総理が口説いた

安倍元首相と今まで書いてきましたが、菅前首相が安倍総理と言われていたので、私も安倍総理と書きたいと思います。

安倍総理の二度目の自民党総裁を強く勧めたのは菅氏だとは聞いていましたが、本当だったんですね。

もう自民党総裁になる気がなかった安倍氏に銀座の焼き鳥屋で3時間口説いたという事でした。

やっぱり長く政界にいると、どの人が政界のトップに向いているかわかるんですね。

 

 

 

 

 

菅前総理の弔辞

このことについて菅前総理は「私は、一生懸命あなたを口説きました。それが使命だと思ったからです。3時間後には、ようやく首を縦に振ってくれました。私はこのことを、菅義偉生涯最大の達成として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います」ここまでを聞いて、取材陣からもすすり泣く声が聴こえたと言います。

国葬儀に出席した人たちも一様に涙がでそうになるのをぐっとこらえたと言っています。

最後に菅前総理は、衆議院第一議員会館安倍総理の机に読みかけの一冊の本があったと言っています。

最後のページには、端を折ってあり、そのページには、マーカーペンで線を引いたところがありました。

印をつけてあったのは、いみじくも、山縣有朋が、長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人を偲んで読んだ歌です。

 

かたりあひて 尽くしし人は 先立ちぬ  今より後の 世をいかにせむ

 

この山縣有朋の歌が、今の菅前総理の気持ちそのものだと言っています。

 

 

 

 

 

 

若い人が多い献花の列

菅義偉前総理も言っていますが、安倍総理国葬儀が行われた外では、安倍総理に花を捧げよう、国葬儀に立ちあおうと、沢山の人が集まってくれました。

20代、30代、40代の若い人の献花が目立ったと言います。

ものすごい長い献花の行列ができたと言います。

実際献花に行った人のブログを読みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

献花は長蛇の列

献花は、地下鉄一駅分ではなく、献花場所までは何度かの折り返し、どんなに首を伸ばしても献花場所はおろか折り返し点さえ見えないくらいだったとあります。

この方の場合は、献花するまでおよそ2時間半かかったと言います。

でも、長い人はその倍は並んだと言います。

中には、献花用の花を買うのにも花屋さんでも並んだと言います。

 

 

 

 

 

これぞ日本人

そんな中でも並んでいる人達は、礼儀正しかったそうです。

このブログを書いている方の言い方では、これぞ日本人という感じ、だったそうです(笑)。

献花は、10:00からでしたが、あまりの人の多さに30分早めたそうです。

献花は、16:00までの予定も行列は夜まで延長されたそうです。

報道では23000人以上と言っていたと言いますが、私が聞いたのではその倍くらいという風にも聞きました。

本当の人数はわかりませんが……

私も行けたら行きたかったのですが、行けなかったので、子供に教わりながらデジタル献花をしました。

デジタル献花は30日までで、50万人を超えたそうです。

 

 

 

 

 

 

またマスコミのウソ

この献花の行列の話で私が思ったのは、日本人らしい話だと思いました。

というのは、国葬儀が始まる前までのマスコミのアンケート結果は、国民の半数以上が反対をしているというようなアンケート結果が出ていました。

でも、国葬儀が終わった後は、違う結果が出ましたね。

外国のマスコミは、日本が二分化されたと報道しているようですが、日本は二分化されていません。

日本人は日本人だけです。

 

 

 

 

 

 

国葬儀に賛成の人達の想い

国葬儀に賛成の人達が、賛成と叫ばなかったのは、海外にまで国葬をすると連絡をしてあるので、今更やめますなどとはいくら岸田首相でも言えないだろうと、思っていたから賛成の人達は沈黙をしていたのだと思います。

それをマスコミや、反対派の者たちは勘違いをしていたのではないかと思います。

しかも反対派のデモに参加した人数が300人から500人と言われています。

主催者発表では15000人と言いますが、いくら何でもサバの読みすぎです。

願望が入っていませんか。

 

 

 

 

 

 

爆弾発言

献花に訪れた人の多さに保守系の言論人や政治家の人達が、すっかり元気になったように思います。

高市早苗経済安全保障担当相が、爆弾発言をしたようです。

セキリュティー・クリアランス(適格性評価)の制度化をめぐって、テレビ番組で政府内の〝抵抗勢力の存在”や〝親中派との闘争”を示唆しました。

担当相に就任したその日に「中国という国の名前を出さないでくれ」と言われたとそうです。

そのうえ、「来年の通常国会に提出するとは、口が裂けても言わないでくれ」と言われたそうです。

高市早苗経済安全保障担当相は、「明日首になったらすみません。ごきげんよう」と一礼しました。

高市氏らしい話で、顔がほころんでしまいました。

それともう一つ思ったのは、日本人としてはっきりともっと声をあげるべきだということです。

その日本人としての一人一人の声で日本が変わるんです。

 

 

 

 

 

 

 

日本人同士繋がっている

この話、私的には何となく高市早苗経済安全保障担当相らしい気がしてほころんでしまいました。

覚悟のうえでの爆弾発言でしょう。

私も献花する人の多さを知った時、そして人数がどんなに多くても静かで礼儀正しいという事を知った時、どなたかが言っていた言葉を思い出しました。

「日本人には、心の奥底に日本人同士が繋がっているんじゃないか」と。

 

 

 

 

 

 

アメリカ軍が恐れた日本人の姿

というのは、マスコミが戦後70年かけて日本人を洗脳し続け、日本人の子供たちを日本の教育者たちが、必死で自虐史観をうえつけてきた、それでもこうやって安倍首相のために、何時間も静かに並んで献花をしました。

日本人はもう気が付き始めているのではないでしょうか。

そして、この日本人の姿こそがアメリカ軍が恐れた姿だったのではないかと思いました。