丸山穂高氏

前回の続きです

前回のブチャでの大量虐殺の件ですが、山口敬之氏が

"情報は全てうのみにせず、事実だけを積み重ねてみるべきだ、と言っています”と書き、私もその通りだと思いました。

山口氏が言うには、もしロシア軍だとしたら、ロシア軍が殺された遺体をなぜわざわざ隠しもせず、置き去りにしたのか説明がつかない、と言っていました。

今日、戦場カメラマンの渡辺陽一氏の記事がありました。

ロシア軍の狙いは「遺体が映像の中に映っていたり、写真の中に映っていたり、こうした光景はロシア軍側があえて遺体を外に出すことによって、ロシアに対して敵対的な立場をとる人達に対して、こうした結果をひきおこすことになる、残虐性を見せることで闘いを優位に引っ張っていく、そんな情報の見せ方の戦術です」

さすが実際に戦場に行っている人のいう事は、説得力があります。

納得をしましたが、何とも背筋が寒くなる、改めて戦争は残忍なものだと実感しました。

            f:id:shiroppemaroni:20220301235511p:plain

丸山穂高

丸山穂高氏という人は、私が思っていたよりずっと優秀な人でした。

2019年の5月の北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが相互に往来する「ビザなし交流」の日本側訪問団に同行した際に、滞在先の国後島古釜市の日本人とロシア人の友好の家で、酒に酔った状態で訪問団の団長に対して、記者取材中に割り込んだうえで「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」などと質問し、「戦争はすべきではない」と答えた団長に対し「戦争しないとどうしようもなくないですか」等と発言しました。

 

 

 

 

 

丸山氏の会見

その後も、訪問団員らの静止を聞かず、大声で騒いだり外出しようとしたことから、元島民らから謝罪を求められる事態になりました。

丸山氏は、帰港後の会見において、「酒に酔って騒いだこと」については謝罪をしたものの、戦争に言及した発言については「賛成か反対か聞いただけ」「別にそういう話があってもいい、何が駄目なのかわからない」「真意を切り取られて心外」「言葉尻だけとらえられても困る」等の回答を行いました。

 

 

 

 

 

 

丸山氏の言っていたことは正しかった

申し訳ないのですが、この時の印象が強すぎて丸山氏が何を言っているのか、ほとんど知りませんでした。

今、ロシアがウクライナを侵略している今、改めて丸山氏の言っていたことがよくわかります。

丸山氏は、ロシアという国をよくわかっていたのですね。

丸山氏が酒を飲んだ状態で、言いがかりのような感じになってしまったのは良くないのですが、丸山氏の言っていることは、その通りだと思います。

今のロシアを見ていると、とてもじゃないけれど戦争でもしない限りは、北方四島は帰ってこないと思います。

 

 

 

 

 

アイヌ新法に懐疑的だった丸山氏

丸山氏は、それだけでなくその当時から、アイヌ新法の成立に懐疑的だったと言われています。

そのため、維新にいた時にかなり精力的に動いていたといいます。

丸山氏が危惧していたのは、沖縄では沖縄を独立国にしようという話もあるようですが、アイヌ先住民族として認めてしまうと、沖縄と同じようにアイヌも独立国として認めようという事になりかねないという事です。

実際に北海道には、そういう動きをする者もいるようです。

これは国家の分断で、国家が成立している中に別の独立国をつくると、日本の隣国でそれを虎視眈々と狙っている独裁国家が何カも国あります。

 

 

 

 

 

 

アイヌの件での恐ろしさ

今、北海道の20%もの土地を中国が買っているといいます。

そこにアイヌの独立国をつくろうとなると、当然中国の所有の土地です。

そんなことを考えると、怖いですね。

しかもロシアに至っては、アイヌはロシア人の血が入っているので、ロシア人だという輩もいるようです。

それを理由に、北海道を占領する可能性も無きにしもあらずです。

今のロシアのウクライナ侵略を見れば、まんざら嘘でもなさそうと思えてきます。

最近は、ロシアの国会議員が「北海道を所有する権利は、ロシアにもある」といったそうですから。

以前、このブログで書いたことがある、戦後の日本を四分割するという話があった時のことを、未だに根に持っているんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

丸山氏が叩かれたのには裏がある

話は丸山穂高氏の話に戻りますが、丸山氏は以前から酒癖はあまりよくなかったようですが、国後島の友好の家での不適切発言で、マスコミでもあることないことを書かれ、ずいぶん叩かれました。

その後丸山氏は、国会でも糾弾決議案も出されました。

その後、維新から鈴木宗男氏が出馬をしました。

これに対して有元香氏が、これは変だと言っています。

裏に、ロシアがいたのではないかと思われます。

 

 

 

 

 

中川昭一氏が重なってくる

どこか、亡くなった中川昭一氏を思い出させられます。

中川昭一氏もお酒の好きだった人でした。

呂律が回らない状態での記者会見の中川氏は、ずいぶん叩かれたようです。

最近、この中川氏の呂律が回らない記者会見の裏事情を知りました。

当時中川氏は、腰痛がひどくて強い薬を飲んでいたのだそうです。 

その薬を飲んでいると、そこに一滴でもアルコールが入ると、強い強い飲酒状態になるのだそうです。

そういう事を知ると、当時中川氏ははっきりと日本には核が必要だと言っていたといいますから、狙われたと考えてもおかしくないと思われます。

 

 

 

日本は戦後、インテリジェンスがないに等しいですからね……