ウイル・スミス氏がアカデミー賞式で平手打ち
3月31日のアメリカのアカデミー賞の授賞式で、俳優のウイル・スミス氏がコメディアンで司会のクリス・ロック氏を平手打ちをしました。
ウイル・スミス氏がなぜ司会者に平手打ちをしたかと言うと、司会者のクロス・ロック氏がウイル・スミス氏の奥さんの容姿をいじったからです。
ウイル・スミス氏の奥さんは、病気のために髪の毛がとても短いのです。
ウイル・スミス氏が怒るのは当然
最初そのことを知った時、私はそりゃウイル・スミス氏が怒るのは無理もないことだと思いました。
ただ平手打ちをしていいとは思いませんが、怒るのは当然だと思いました。
それと同時に、そんな大事なアカデミー賞の授賞式で、人の奥さんの容姿をいじるってどうなのか、と思いました。いくらコメディアンとは言え、ちょっと常識がないのではないか、と思いました。
たぶん、日本人のたいていの人はそう思う事でしょう。
アメリカ人の考え
その件は、私も何となく気になって、その件の記事が出ていると読むようになりました。
数日前に出ていた記事に、アメリカ在住の日本人にその件のことを聞いた記事があったので読みました。
すると、そのアメリカ在住の日本人の話では、今のアメリカ人は何があっても暴力はいけない、という雰囲気なのだそうです。
このことがあって、ロサンゼルス市警が逮捕する寸前だったという事です。
ところが、司会のクリス・ロックさんが「けがはないので逮捕しないでほしい」と強く求めたので逮捕に至らなかったという事です。
日米の違い
日本人が思う、平手打ちの原因になった司会のクリス・ロック氏の発言は、全く問題になっていないのだそうです。
そこのところは、日本人とアメリカ人の感性の違いなのでしょうか。
逆にアメリカ人は、人気俳優というのは、それ相当の収入を得ているのだから、いじられて当然という考えなのだそうです。
それに対して平手打ちという暴力を使うのは、明らかに行きすぎだと言って、非難が日に日に増しているという事です。
一番いいのは、ウイル・スミス氏がいじったクリス・ロック氏に対して、粋な返し方をすれば拍手喝采になったであろうという事です。
やらせ?
こんな説もあるようです。
その一連のことはすべてやらせだったのではないか、という説も流れているそうです。
というのは、最近ではアカデミー賞の視聴率自体が低迷しているといいます。
そのための話題作りだったのではないか、という事です。
やらせ?
その節に信憑性があるのが、この件の平手打ちをしたウイル・スミス氏も、いじった司会のクリス・ロック氏も、ウイル・スミス氏の奥さんのジェイダさんも全員黒人だというのです。
アメリカでその中の一人でも白人だったら、この程度ではすまないというのです。
何となく納得してしまいました。
よくわからない
その後、いくつか知ったことがあります。
ウイル・スミス氏の奥さんのジェイダさんが、自分の容姿をいじられて夫が怒って、いじった司会者を平手打ちにしたのを見て、笑っていたという事を知り、なんだかよくわかりませんでした。
それともう一つ、よくわからない話を知りました。
本当かどうかわかりません、という事と、本当だったらウイル・スミス氏は理解不能だと思いました。
ウイル・スミス氏が司会のクリス・ロック氏を平手打ちした時に放ったセリフですが、「妻が誰と寝ようとかまわないが、妻の頭のことを言われるのは我慢ならない」という事です。
この夫婦は、夫婦はその辺はお互いに誰と仲良くなろうが良いという事になっているそうです。
まあ、よその夫婦のことですし、本人同士が納得しているのならいいんですが、よくわからない夫婦ですね。