HIDARIの考え

SP!の記事

面白い記事を見つけました。

SPA!に出ていた記事です。

SPA!だからHIDARIですね。

東京工業大学の先生です。

この先生が言っています。

保守派は事あるごとに「左派はが言う安全保障のリアリズムがわかっていない」と批判をするけれど、この先生が言うには保守派の方がよほどリアリズムに欠いていると感じるのだそうです

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日本の国益

何故なら、アメリカの力が落ち、中国が台頭する現状を踏まえれば中国との関係を考慮をせずに日本の国益を守ることができないと書いています。

そして、だからこそ石破茂氏の言うように中国を含むアジア諸国との関係強化が必要だと言っています。

この偉い大先生の長い記事を読んで、要約すると以下①~⑤までになります。

 

 

 

 

 

 

反中ナショナリズム

① 日本で反中ナショナリズムが強くなっています。

② 林芳正外相が中国から訪中を受けたことを明らかにしたところ、自民党内から慎重な対応をとるべきだという声が上がったのと、保守派の一部では「岸田政権は親中派だ」という批判が出ています。

日本の外務大臣が、中国の外務大臣と会談しようとするだけで、「親中派」と批判するのは、あまりにも現実が見えていません。

 

 

 

 

 

 

東アジア、東南アジアとのネットワークをつくるべき

③ 石破氏の主張は日米同盟だけに頼るのではなく、東アジアにネットワーク型の安全保障システムをつくるべきです。

東アジアには、アメリカを中心とする様々な枠組みがあるので、それを緩やかに統合すべきだというものです

アメリカだけでなく、東南アジアとの関係を強化すべきです。

菅前首相が、最初の外遊先をベトナムインドネシアにしたのは、メリカだけでなく東南アジアとの関係を強化することで、中国を友好的にけん制する戦略だったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

楕円の思想

④ 戦前の右派は中国との関係を重視していました。

ところが、今の保守は、戦前の右派の議論を無視しています。

大平正芳元首相は楕円の思想を主張をしていました。

楕円の思想とは「楕円形のように二つの中心があり、それらが均衡を保ちつつ緊張した関係を維持していれば、何か一つの正義を盲目的に信じるようなことはなくなります。

もう一つ別の解があるという意識を持つ」という事です。

 

 

 

 

 

 

 

NHKみたいにウソをねじ込む

この先生、さりげなく嘘が入っています。

安倍元首相が靖国神社参拝を控えたのはアメリカに付き従うためだと書いています。

それは、中国を刺激しないためだったはずなのに、なんでアメリカの為なのかナゾで、何を根拠にこんなことを書くのでしょう。

NHKがよくこんなやり方でウソをねじ込んでくるので、私は見なくなりました。

 

 

 

 

 

 

感覚的意見

⑤ 言葉が岸田首相も菅前首相も、安倍首相も書かれた字を読んでいただけで、武漢肺炎の対応がなっていなかった、と言っています。

そして、HIDARIの人のお決まりのドイツの首相をべた褒めで、メルケル首相の言葉には胸に来るものがあったと書いています。

まあ、突っ込みどころ満載の大学の先生の記事でした。

突っ込みたいところですが、長くなってしまいましたので、この先生の記事への私の意見は次回にします

その前に、あの国らしいと言えばあの国らしい記事があったので、最後にその記事の内容を簡単にまとめたものを載せておきます。

 

 

 

 

 

中国の恐ろしいロックダウン

北京五輪が近いのですが、中国国内では武漢肺炎が又流行をしているようです。

その対策のためのようです。

それに対してロックダウンをしたのですが、強烈です。

市内外の出入り禁止をしています。

武漢肺炎の検査以外の外出は、禁止です。

食糧が枯渇したり、救急患者や妊婦が病院から受信を受け付けてもらえず命を落とす例が起きているそうです。

家から無断外出した人の家の扉を、役場の役人が溶接して開かないようにしたり、買い物に出た住民を防疫要員が暴行したりすることもあると言います。

 

 

 

あの国がこんな国だという認識が、HIDARIの人はないのです。

だから、リアリズムがわかっていないと言われるのです。