左右という偏狭な枠組みにとらわれない硬派?
国益を守ること
前回のHIDARIの先生の記事に対しての、私の意見です。
HIDARIの先生は、アメリカの力が落ち、中国が台頭する現状を踏まえれば中国との関係を考慮せずに日本の国益を守ることができない、というけれど、この先生中国がどんな国なのか、わかってこんなことを書いているのか疑問に思います。
アメリカもかなり勝手な国ですが、一応民主主義の国です。
身勝手なことも言うし、身勝手なこともする国です。
でも、約束をしたら、一応守ろうとする国です。
中国の実態
中国は共産主義国家で、人はみな平等と言いながら、身分の差が激しい国です。
人権と言いながら、平気で他国への卑怯な侵略、人権弾圧もします。欧米からはジェノサイド認定をされている国です。
約束なんぞ中国共産党の都合で、平気で破る国です。
そんな国と考慮といった時点で、恐怖しかありません。
たとえどんな国であろうと強い国にくっつこうとするのは、スネ夫ですね。
日本の国益にはなりません。
反中ナショナリズム
① ですが、反中ナショナリズムになってきているのは、私も同じように思います。
でも、何故反中ナショナリズムになってきているのか、と考えてほしいのです。
毎日中国の船が沢山尖閣諸島の近辺に来て、日本に脅しをかけてきて、沖縄県の石垣島の方たちが漁にも出られない状態なのをご存じないのでしょうか。
反対にいくら中国が強くなってきたと言っても、日本という我が国にこれほど脅しをかけてきているのに、仲良くしましょう、などという腰抜けで、日本人としてのプライドがないのでしょうか。
日米首脳会談がすんでいない
② >林芳正外相が中国からの訪中を受けている事を明らかにしただけで、保守派が大騒ぎをしていると言っていますが、その重大性に気がつかない時点でアウトだと思います。
まだ、日米首脳会談がすんでおらず、いや日程すら未だに決まっていない状態の時に、嬉しそうに中国から訪中を受けたと、内輪で言っているならまだしも、公共の電波で言ったのですから。
事態の重大さに気がつかない外相です。
外相としては失格でしょう。
保守でも2つに分かれている意見
これに関しては、保守の中で意見が分かれています。
というのは、林外相の無神経な言葉で、アメリカ側が警戒をして首脳会談の引き延ばしをしているのではないか、という意見と、バイデン大統領の認知症がいよいよ進んでいて、ヤバい状態なので、アメリカ側がバイデン大統領を人に会わせたくないのではないか、と、どちらなのか今はよくわかりません。
東アジア
③ 今まで石破氏の主張というのがわからなかったのですが、今回でよくわかりました。
菅前首相が最初の外遊先をベトナムとインドネシアにしたというのは、東南アジアとの関係の強化をして、中国を友好的に牽制する戦略というのは、その通りだと思います。
しかし、東アジアも安全保障のネットワークをつくるというのはどうなんでしょう。
東アジアと言うと、日本と中国と韓国、北朝鮮、モンゴル、台湾です。
この6カ国で安全保障……無理だと思いますが……
「楕円の思想」
④ 戦前の右派は中国との関係を重視していたのに、今の保守はその戦前の右派の議論を無視していると言いますが、それはたぶん戦前で中国のバカさ加減を学んだのではないでしょうか。
それが本当かどうかはわかりませんが、現在の中国共産党を見れば、重視したら日本が危ないことぐらいわかりますよ。
大平元首相の「楕円の思想」、とても立派な思想だと思います。
日本人同士なら、とてもいい思想だと思いますが、現在の中国共産党に「楕円の思想」なんぞ成立しませんよ。
円の中心を乗っ取られるのがおちです。
大平元首相というのは、こんなお花畑全開の外交をしていたのかと思うと、恐ろしいですね。
朝日新聞の手法
⑤ 岸田首相も菅前首相も、安倍元首相も書かれた文字を読んでいただけで、武漢肺炎の対応がなっていなかったけれど、ドイツのメルケル首相の言葉は、胸に来るものがあったそうですが、それはそれぞれの受け取る人の感覚によるものだと思います。
この書き方、朝日新聞がよく書く手口ですね。
外国は良いけれど、日本はダメの手法ですね。
しかも、感覚で比較をするのです。
それにしても、昨年の秋から暮れにかけて、武漢肺炎の感染者が非常に少なくなったのは、明らかに菅前首相の功績だと思うのですが、そこはスルーですか。
ドイツをお褒めですが、ドイツも感染者が相当数いたと思うんですが、そこもスルーですか。
保守のふりをしたHIDARI
記事の一番下に記事を書いた先生の紹介がありました。
「左右という偏狭な枠組みにとらわれない硬派な論調とスタンスで知られる」先生だそうです。
わたしから見たら完全にHIDARIですが……
なるほど、それで自民党の石破氏とか、大平元総理とかHIDARIの人にしては珍しく自民党の議員さんを扱っていると思いました。
でも、この思考は完全にHIDARIです。
保守に近いふりをしたHIDARIです。