太陽光発電と地熱

再生可能エネルギー

再生可能エネルギーという言葉をよく耳にします。

調べてみると、以下のようなことが書いてありました。

再生可能エネルギーとは、太陽光や地熱、風や水などのように、自然界に存在する環境や資源を利用するエネルギーのことを言います。

石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料は使い続けると、いずれ底をついてしまいます。

それに対し、繰り返し使えて枯渇しないことから「再生できるエネルギー」という意味で、再生可能エネルギーとよばれています。

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現実の再生可能エネルギー

私も以前は、そう、あの東日本大震災の直後は、原子力発電は危ないと思っていました。

絶対再生可能エネルギーにかじを切って、日本が変わらなければいけないと思っていました。

今でもできるものなら、そのほうが良いと思っています。でも、現実の再生可能エネルギーというのは、どうも色々と問題があるようです。

 

 

 

 

 

 

太陽光発電で土砂崩れ

まずは太陽光ですが、太陽光発電のせいで、自然破壊をして、そのため災害が起きていたり、災害がひどくなったりしています。

熱海土石流の件が典型的な例だと思います。

私の家の近くにも県道沿いに少しですが、太陽光パネルが並んでいます。

太陽光は、屋根に設置するのは良いと思うのですが、地面に設置するのは制限をしたほうが良い気がします。

山の斜面に設置すると、土砂崩れの元になったりします。

 

 

 

 

 

太陽光発電は問題が多い

東京都が2022年度、都内の新築一戸建ての住宅の屋根に、太陽光発電設備の設置を義務付ける条例制定を目指していると言います。

私もこの案は良いと思いますが、これに関しては、国も義務化を検討をしたことがありましたが、住宅価格上昇を懸念する声が強く、見送られた経緯があります。

それに、太陽光発電は天気に左右されやすいので、電力の供給が不安定だと言われています。

太陽光発電と言うと、聞こえは良いけれど、色々話が進んでいくと現実には問題が色々と浮かび上がっているようです。

 

 

 

 

 

太陽光パネルは問題だらけ

と、ここまで書いていたら、太陽光発電にはもっと別の問題があるのだそうです。

というのは、太陽光パネルというのは、火事を起こしやすく、その火事を消すのには水をかけてはいけないのだそうです。

水をかけるとよけいに火の勢いが激しくなるのだそうです。

火を消す時は、専用の消防車でないと消せないのだそうです。

その上、太陽光パネルは、壊れて破片になっても発電を続けるため、地震や不法投棄等があった場合、その破片が水たまりに落ちると、水たまり全体が感電してしまう可能性があるそうです。

これらのリスクを防ぐようにはできていないだろうから、もし、都が義務付けた場合、何かあった場合には都が莫大な補償金を払わなければならない、という事も起こる可能性があるそうです。

その他に、太陽光パネルの半分以上はウイグルの強制労働でつくられているので、人権問題にもかかわってくる話だそうです。

そういう事等を知ると、かなりやばい話になってきました。

 

 

 

 

 

 

地熱発電

地熱発電ですが、地底のマグマにより生じた高温の蒸気を利用して、タービンを回転させて電気をつくる発電方式です。

1904年にイタリアで地熱発電実験が成功したところから始まります。

日本では、1919年に堀削が初めて成功し、1966年に日本初の地熱発電所の運転が開始されました。

1996年に国内の地熱発電の発展は落ち着きを見せていましたが、東日本大震災をきっかけとして再生可能エネルギーに注目が集まり、安定的な発電を強みとする地熱発電に期待が寄せられています。

 

 

 

 

 

 

地熱発電のメリット

では、この地熱発電のメリットとデメリットを書いてみたいと思います。

メリットです。

〇 二酸化炭素をほとんど排出しない

〇 エネルギー源が枯渇する心配がない

〇 発電量が天候・季節に左右されない

〇 日本は豊富な地熱資源を有している

 

 

 

 

 

 

地熱発電のデメリット

デメリットです。

〇 発電効率が20%と比較的低い

〇 調査制度が低く開発リスクが高い

これに関しては、開発の初期段階における掘削の成功率は3割程度

〇 建設コストが高く費用対効果に課題がある

地熱発電は、開発段階で複数の井戸を掘除しなければならず、掘除にかかるコストは1本につき数億円にもなり、井戸の掘削費用は、地熱発電の開発費用における約3割を占めており、非常にコストが高い。すでに送電線がない山間部に建設をする場合、送電線の建設にも大きなコストがかかる。

〇 発電に適した場所は国立公園や温泉地が多い

地熱資源のある場所の多くが、開発に制限がある国立公園だったり、景観を損ねると来客減少が懸念される温泉地であったりする。日本における150℃以上の地熱資源のうち約80%強が、開発を実施できない国立公園の特別保護地区・特別地域にあるのだ。

 

 

再生可能エネルギーには、他に風や水がありますが、太陽光と地熱の話でいっぱいになってしまいましたので、風や水に関してはまた書く機会があったら書きたいと思います。