HIDARIの手口

「創という雑誌」

「創」という月刊誌があります。

ネットで時々、その「創」の記事が載っていました。

三浦春馬さんのことを扱っていることが多かったので、どんな本なのか気になり、よく読んでいました。

要は、春馬さんが亡くなったことでショックが大きく、周囲にはそのショックを理解してくれる人もいないので、気持ちの持って行き場がない人が沢山投稿していて、そういう人達の受け皿になっていました。

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 気になる月刊誌

「創」の編集長の篠田博之氏は、春馬さんの自殺に影響を受けて、自ら死を選ぶ人を防ぐため受け皿になれれば、というようなことを書いていました。

゛ふうん”と思いながら、読んでいました。

ただ、一つ気になることがありました。

春馬さんのことになると、ファンの人たちは必ずと言っていいほど、彼の所属していた事務所のことや〇BSのことを書く人がいるのに、この「創」に投稿する人たちは、そういうことを書く人が一人もいないのです。

気になりながらも、特別号が出版されるというので、買ってみました。

 

 

 

 

 

 

 さりげなく自分たちに都合のいい嘘を混ぜ込む

注文すると、即届きました。

春馬さんのファンを春友さんといいます。

読んでみると、ネットの記事と同じように春友さんに寄り添っている感じがしました。

相変わらず彼の所属した事務所や〇BSの責任を問う人はいませんし、「創」の編集部自体が、事務所も一所懸命頑張っている、というようなことを書いています。事務所も「インターネット上における誹謗中傷、デマ情報について」という文章を公表し、デマを流したサイト名を実名で公表されたら、そのサイトは次々と閉鎖した、と書いています。

どのマスコミも事務所の言う誹謗中傷、デマというだけで、その内容を一切調べたり、検証をしたりしませんが、この「創」も一切調べる気配もありません。

あの事務所が誹謗中傷、デマを流したと言っているサイトは、私の知る限りでは一つも閉鎖をしていません。

つい最近、よく知っている動画の人は、アカウントが停止されましたが……

 

 

 

 

 

 

 出た出たあの有名な精神科医

そこからまた読み進めていくと、春馬さんが亡くなってから、有名な女優さんや俳優さんが同じような亡くなり方をしましたので、そのことも含めて、〇死の連鎖を防ぐには、みたいなことも精神科医を2人を呼んで会談をしていました。

その精神科医のうちの一人は私の知らない人でしたが、もう一人は保守系でものすごい有名人が出ていました。

かの有名な「香山リカ」氏です。

それまでなんかスッキリしないなぁ、と思いながら読んでいましたら、この人の登場で「ああ、この本はHIDARI

」だと納得しました。

 

 

 

 

 

 

 いつの間にか被害者に・・・

その読み進めていくと、確かに春友さんには寄り添っていると思いますが、絶対に事務所やあの最後のドラマのことを悪くは言いません。

その後、別の記事で「表現の不自由展、あいちトリエンナーレ」のことを「創」の編集長の篠田氏が書いているのを読みました。

彼が書いているのは、この芸術展が保守に暴力的(デモのことを言っているのではないかと思う)な反対にあい、開催ができなかったことが、とても残念だ、というようなことを書いていました。

確かに昭和天皇の写真の件は難解であるとは思うが、しかし、暴力はいけません、と書いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 春友さんたちをゲット

私は、HIDARIの手口は改めてうまいなぁ、と思いました。というのは、春友さんたちはたぶん右も左もよく知らない人が多いのではないか、と思います。

そういう人達が、春馬さんの件で自分の悲しみや苦しみの受け皿になってくれた「創」に対して、大変好感を持つと思います。

そうなれば、右も左にも関心のなかった人たちは、「創」の編集長の篠田氏の記事を読めば、即共感するでしょう。

 

 

 

 

 

都合の悪いことはスルー 

篠田氏の「表現の不自由展、あいちトリエンナーレ」の展示に対して保守系の人たちがなぜ反対をしているか、一切書かれていないのです。

HIDARIの人たちは、芸術といえば何でも通用すると思っているようで、昭和天皇の写真を燃やした灰を靴で踏みつぶした映像や、あのおぞましい売春婦像の像とか、その他もありましたが、それらを愛知県知事である大村知事が認め、公金を出した事への反対なのですが、そのことは一切触れていませんでした。

お得意の都合の悪いことはスルーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうやって、人の弱みに付け込んで自分の方に味方にさせる、という手法は実にうまいです。

まるでどこかの宗教の勧誘そのものです。

その他にもあるのですが、それはまた書ける時に書きます。