団塊の世代と、その子の世代

「新人類」世代

また前回の続きのような話になりますが、50代というと以前は、そう彼らがまだ20代初めの頃、大学を卒業するころ、彼らの言動を見て大人たちは彼らのことを「新人類」と呼んでいました。

彼らは、当時の大人から見ると、信じられないことを当たり前のようにおこなっていたからです。

でも、いつの時代でも大人から見ると若者の言動は理解できないことはあるようです。

私たちの頃は、「現代っ子」と言われていました。

私たちは、当時の大人から見て、どういうところが理解できなかったのかはわかりませんが……

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 老害

当時「新人類」と言われた彼らは、立派な日本人になって、日本を引き継いでいてくれています。

それより「新人類」と名付けた大人は、年老いて、老害になっている気がします。

古臭い自分たちの時代の思考基準で、ものを見、理解をし、判断をして若者批判をします。

その基準はいつも自分たちの時代は良かったけれど、今の若い者は……になります。

嫌ですね、こんな年寄りは……

気を付けねば……と思っています。

 

 

 

 

 

 

団塊の世代 

今の70代くらいかな、団塊の世代です。

この人たちは、学生運動の世代です。

一時、この人たちの子供の世代だから今の50代の人たちのことをぼやいている記事を、以前はよく見かけました。

 今の若者は無気力だと、自分たちの若い頃は時の政権と戦っていたのに、何にも関心がないようだ、これから先が心配だと……私の知り合いにも私の知り合いにもいますが、頑張れば何でも可能だと思っている人がいます。

 

 

 

 

 

 

 団塊の世代の子供の世代

私たちの時代は、まだ社会が流動的なところがあったので、変わる部分もあったと思いますが、子供の世代になると、社会全体は形がはっきりできているので、ちょっとやそっとでは変わらないと思います。

子供や若い人というのは、世に中の空気を読むのは早いですから、自分が頑張っても難しいという事はわかるので、早々にあきらめる人も多いのでしょう。

それと、親があまりにやる気満々だと、逆に子供がしらけてしまうという事も出てくるでしょうが、そういう事って、親の方が気がつかないことが多い気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らの親御さんに同情

話は戻り余談ですが、団塊の世代が勉強そっちのけで学生運動をしていました。

本人たちは満足をしていたでしょうが、客観的に見て、彼らの親に同情をしました。

というのは、たぶん親だって裕福な人はまだ少なかったと思うのですが、親の心子知らずで、勉強そっちのけで学生運動をして、ひどい人はそのまま極左に行ってしまって、中にはそのまま北朝鮮に行ってしまった人や、中東に行って犯罪者になっている人もいますし……

彼らの親御さんに同情します。