アーミッシュの人々

アメリカに珍しい人々がいる

私が若い頃に何かの本で、アメリカには19世紀の暮らしと

同じ生活をしている人々がいるというのを、読んだことが

あります。

その本には、文字だけで写真はありませんでした。

その時は、漠然と「へーっ、でも、若い人は外の世界を

知ったら出ていくんじゃないかな」と、思っていました。

 

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偶然その人々のことを知った

それが、今日偶然ですが、ネットでやり取りしている人に

そのことを書き込みをしたら、アーミッシュの事ではあり

ませんか。と返事をもらい、アーミッシュの事を紹介した

サイトを教えてもらいました。

見て驚きました。

大草原の小さな家」そのものです。

この人たちは、アメリカやカナダに約20万人いるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

アーミッシュの人々の生活

ドイツ系の移民を主とした宗教集団だそうです。

彼らはキリスト教徒で、聖書に忠実な考え方で生活をし、

移民当時の生活様式を守ることを主義とし、昔ながらの生

活をしているのだそうです。

農耕や牧畜によって自給自足の生活をしているそうです。

女性はワンピース、男性はシャツにズボンという服装だそ

うです。

移動も車はなく、馬車や自転車だそうです。

電気はほとんど使わないそうです。

電話もないそうです。

 

 

 

 

 

アーミッシュの人々の生活2

アーミッシュの規律は宗派によって異なり、宗派によってはガスの使用も禁じているところもあるそうです。

食事は自給自足だそうです。

馬に農工具をひかせ、全員で農作業を行います。

大人も子供も全員で仕事をします。

互いに支えあい、密接な関係を築いています。

スポーツやお祭りなど様々なイベントに興じます。

昔は、日本でもこういう風にいろんなイベントをして、お

互いに親睦を図っていたと思いますが、今の若い人はこう

いうことを嫌いますね。

 

 

 

 

 

 

アーミッシュの人々の生活3

基本自給自足ですが、ごくたまにはスーパーに行くことも

あるようです。

現金収入は、キルトや雑貨を販売しているそうです。

アーミッシュの集落の近くに、取れたての新鮮な野菜や果

物を使ったお料理を提供するレストランもあるそうです。

家もお互いに協力し合って、作るそうです。

冷蔵庫やオーブンがある家もあるようですが電気製品も必

要最低限のようです。

宗派によっては完全に排除する人もいるようです。

子供たちの教育も、コミュニティの中だけで行われている

そうです。

 

 

 

 

 

アーミッシュの人々の凄い所

ここまで書くときになることがありますよね。

そう、子どもたちが外の世界を知ったらどうするのかっ

て……

私もそう思ったのですが、ここがアーミッシュのすごい所

です。

16歳になると、「ラムスプリンガ」と呼ばれる自由の時間

を与えられるのだそうです。

そこで、彼らは親元を離れて自分で生活をするのだそうで

す。

その時に都会に出たり、お酒やたばこ、人によってはド

ラッグなど様々な体験をするそうです。

そして、成人を前にアーミッシュに戻るか、俗性に残るか

自分で決めることができるそうです。

意外なことにほとんどの人が、アーミッシュに戻るそうで

す。

 

 

 

 

私は、アーミッシュとは何の関係もないのだけれど、ほと

んどの人が戻るというのを読んで、ホッとしました。

今の時代でこういう生活を維持するというのは、大変だし

難しいと思いますができるだけ続けて行ってもらいたい

ものです。