革命ごっこ?
HIDARIだった長谷川氏
先週の金曜日の虎ノ門ニュースで長谷川幸洋氏が言っていたことが、とても面白かったです。
長谷川幸洋氏は、元HIDARIで、元東京新聞の記者だった人です。
この方は、時々自分のHIDARIだった頃の体験談を、面白おかしく話してくれます。
彼らの服装はファッション
この時は、安倍総理の国葬の時に国葬反対のデモをしている人達のことを言っていました。
国葬反対の人達のほとんどが、老人だと言います。
この人たちは、全学連が活発に活動をしていた頃だと言います。
年代は、70代ですね。
その人たちが、ヘルメットにマスク、ゲバ棒姿です。
長谷川氏は、この姿は、彼らのファッションだと言います。
今はヘルメットもマスクもゲバ棒もいらないけれど・・・
最初は、何が飛んでくるかわからないからヘルメットをかぶるようになったけれど、今はそんなものは飛んでこないから必要がないと言います。
マスクも当時は催涙弾とかいろんなものが飛んできたので、その予防だったけれど、今は警察もそんなものは使わないからいらないと長谷川氏は言っていました。
ゲバ棒も当時は、必要だったけれど今はいらない、でも彼らにとっては、青春の姿でファッションだと長谷川氏は言っていました。
彼らにとっての青春
私も当時の人達をテレビや新聞で見ていたので、少しは知っています。
彼らは、大学生や高校生でした。大学生が中心になっていたと思います。
私は、そういうところとは縁のないところにいましたので、直接そういう人達と接することはありませんでした。
それでも同じ時代にいたせいか、長谷川氏のいう事がわかります。
彼らにとっては青春だというのは、わかる反面、悲しいなぁ、爺さん婆さんになっても自分たちのやっていることが、世の中に迷惑をかけているという事がわからないのか、と……
彼らは裕福な家庭の子が多かったけれど・・・
それを一緒に見ていた次男が、「この時代に大学に行くという事は、それなりに裕福な家庭じゃないの」と言いました。
確かに、裕福な家庭もあったとは思うけれど、中には、自分達親の世代にはできなかったことが子どもの時代では、学歴があると出世できるだろうから、と無理して大学に行かせている親もありました。
そういう親がやっとの思いで大学を入れた家庭の子が、親の想い子知らずでHIDARIに行って、ヘルメットにマスク、ゲバ棒は悲しいですね。