久しぶりに戦時中の朝鮮の売春婦の話

慰安婦=職業売春婦」

慰安婦=職業売春婦」論文で「村八分」となったハーバード大教授が激白する"異常なバッシング”というタイトルの記事を見つけました。

そう、この件で去年は韓国が大騒ぎをしていました。

久しぶりに戦時中の朝鮮の売春婦の話題です。

アメリカのハーバード大学ラムザイヤ―教授が慰安婦=職業売春婦だという勇気ある論文を出したのです。

たぶん、私の想像ですが、ラムザイヤー教授にしてみれば自分が調べて出た結果は事実なのに、こんなに騒がれることはには驚いたことでしょう。

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沢山のヘイトメール

昨年の一月後半に、産経新聞がこの論文を要約して掲載をしました。

1月28日木曜日に産経新聞ウェブサイトに、日曜日に紙面に掲載しました。

2月1日の月曜日に教授がいつも通り朝起きて、メールをチェックすると教授を誹謗中傷する嫌がらせのヘイトメールが届き始めました。

韓国メディアが、教授の論文に関する産経新聞の記事を取り上げたのでした。

ヘイトメールは月曜日中に77件届き、そのすべてが敵意に満ちて、反日的で、ほとんどが非常識なもので、その後も毎日、大量のヘイトメールが届き、それは2カ月もの間続きました。

 

 

 

 

 

論文を掲載した発行元にも沢山のツイート

ヘイトメールを機に、教授の論文を掲載したインターナショナル・レヴュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス誌のウェブサイトを確認をしたところ、発行元のエルゼビアは論文についてのツイートを投稿しており、教授の論文に関して1200回ものツイートがありました。

教授がこれは異様だと書いています。

今まで誰一人、ただの一度も教授の論文に関してツイートするということはなかったのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の極右否認主義者の意見

教授はツイートの読み方を知らなかったので、息子さんに教えてもらって、ツイッターアカウントを登録して、サーチ機能を教えてもらいました。

それでわかったのですが、ある米国人学者グループが韓国メディアの記事を読んで、憤っていることがわかりました。

ラムザイヤーの論文は、日本の極右否認主義者らの意見を、閉鎖的空間内でやり取りが繰り返されることにより、特定の信念、思想が増幅・強化されることを学術誌上で繰り返しただけだ」と、付け加えました。

 

 

 

 

 

 

 

著名者の多くが日本と朝鮮の歴史をよく知らない

その後、同じハーバード大学の同僚5人の学者からも、学術誌の発行元に論文の撤回を求めてきました。

同時進行で、コリア系アメリカ人政治学者が論文掲載撤回を求め3000人を超える署名した人の多くは、コリアン姓でした。

ラムザイヤー教授には、署名した人々の多くが日本または朝鮮の歴史について、さほど深い知識を持っているとは思えませんでした。

ラムザイヤー教授にとっては、学者たる者が自分が無知なテーマに関する論文の掲載撤回を求められて、署名をするという事は衝撃でしたが、それは事実でした。

 

 

 

 

 

 

関係のないことにまで圧力

ハーバード大学には、ライシャワー日本研究所という日本研究プログラムがあります。

その研究所のウェブサイトに、日本研究をしている他の教授らが、先の5人の学者たちの批判を即座に掲載し、その掲載はその後も半年近く続きました。

ラムザイヤー教授は、いくつかの学術グループの理事をしていますが、教授を批判している中の一人が、教授を理事会から外すことを検討すべきで、その特別委員会を開くよう理事会に圧力をかけました。

批判者たちはさらに編集者にも攻撃を向けました。

それは、慰安婦とは無関係の論文であるのにもかかわらず、複数の者が教授の論文の掲載の中止を迫りました。

 

 

 

 

 

 

政治的意図に基づく運動

ラムザイヤー教授は、今のアメリカの状態を憂いでいます。

2020年末に発表された論文「太平洋戦争における売春契約」は、「慰安婦=制度霊」説を否定したことから韓国やアメリカで激しく糾弾されました。

それは、政治的意図に基づく運動で「学問の自由」を踏みにじる行為でした。

騒動から一年、あまりにひどい個人攻撃でした。

教授が言っています。

アメリカの大学が韓国のようになっていいのか」と。

 

 

 

 

 

どこの軍基地にも周辺には売春宿がある

ラムザイヤー教授は、アメリカのシカゴ生まれの日本育ちです。

教授は、どこの軍基地にも、周辺には売春宿があり、金のため積極的にそこで働きたい売春婦はいると言います。

そんな中、日本軍が朝鮮人女性(当時は日本国籍)を無理やり集め、仕事を強制したという話は、筋が通らないと言っています。

この論争は"政治”と深くかかわっていると教授は言っています。

 

 

 

この論争が、何故アメリカの一流大学のハーバード大学で極端な形で、広まったのか、書いています。

そのことは次回に書きたいと思います。