若い人は知らないかもしれませんが、約50年前だと思うのですが、ザ・ピーナッツという双子の歌手がいました。
私は今、そのザ・ピーナッツの昔の動画にはまっています。
当時は、和製ポップスと言われていました。
ザ・ピーナッツがよくテレビに出て活躍をしていた頃は、私は小学生でした。
当時は、ザ・ピーナッツと同じ双子の歌手でこまどり姉妹という人達がいました。
その人たちは演歌を歌っている人達でした。
2組ともよくテレビで見ました。
戦後15年でポップな歌
今、この年になって50年ぶりにザ・ピーナッツの歌を観て聞くと、懐かしいのと、改めて戦後15年でこんなレベルの高い歌を歌えるなんて凄い人たちだと思いました。
当時は、深く考えもせず、当たり前に見ていましたが、いま改めてみると、戦後15年でよくここまでできたな、と感心させられます。
私は、戦後生まれですが、日常生活はまだまだ戦中の雰囲気は残っていました。
戦中の歌
戦中の歌は、歌いながら踊るということはなかったと思いますし、ザ・ピーナッツのようなポップな歌もありませんでした。
歌は、直立不動でマイクの前で歌う、そんな感じだったと思います。
演歌や軍歌が多かったと思います。
私が20代くらいでも、年配の人たちは軍歌を歌っていました。
戦後から、15年という短い期間にポップな歌を普通に歌い、踊っているのです。
改めて当時の人たちの音楽的レベルの高さを感じました。
すぎやまこういち氏はヒットメーカー
当時の人たちは、初めはアメリカの曲をカバーしていて、それから少しづつ、日本人が作曲することが多くなっています。
最近亡くなられたすぎやまこういち氏が、当時はいろんな人の曲を書いています。
ヒットメーカーでした。
ザ・ピーナッツの曲も作っています。
でも、こういう風に曲を書くというのは、作曲の基礎がしっかりできているからこそできることです。
反日のいない芸能界を望む
あらためて日本人のレベルの高さを感じます。
戦後の復興の早さもそうですが、やっぱり民度が高いから、いろんな面でも機転が利くんだと感心しました。
今見てもうまいと感じさせるザ・ピーナッツの人たちの歌を聞いていると、この頃の芸能界は、まだ反日に占領されていなかったんだろうと思うと、あのまま反日が入っていない日本人だけの芸能界は、どんな人達が歌って芝居をしていたんだろうと思うと、そんな芸能界を見てみたいです。
今の日本の芸能界は、半分以上は在日だと言われています。
これからは、純粋に日本を愛して日本人のために表現する、そんな芸能界を期待したいです。