石原慎太郎氏の印象
石原慎太郎氏が亡くなられました。
石原慎太郎氏と言うと、まだ政治に興味はなくお花畑状態の時の私は、古臭い感じの爺さんで上から目線の物言いが好きになれない、と思っていました。
でも、石原慎太郎氏を一定数強く支持する人がいることは知っていましたが、そういう人達の気持ちがよくわかりませんでした。
石原慎太郎氏の言動に目からウロコ
でも、私がお花畑の考え方に不信感を持つようになり、少しづつ保守の考え方に変わってから、石原慎太郎氏の言っていることが分かってきました。
相変わらず上から目線の言い方に引っかかるところもありますが、日本という国を考えると概ね正しいと思うようになりました。
私的にかなりのインパクトがあったのは、2010年の中国漁船が日本の海上保安庁の巡視船に衝突をしてきた後、当時石原慎太郎・東京都知事が尖閣購入を検討すると表明した時でした。
正直、そんな方法があったんだ、目からウロコが落ちる位驚きました。
その後、民主党政権は、12月に尖閣を国有化することに決めました。
すると中国は反発をしてきました。
石原慎太郎氏の正しい判断
あの石原慎太郎東京都知事の尖閣購入の発言は、正しい判断だったと考えています。
でなければ、あの時の民主党政権では、尖閣購入という判断はなかったでしょうし、中国に対して何もできず、手をこまねいていただけだと思います。
石原慎太郎氏の的確な判断は素晴らしいと思います。
石原慎太郎氏の根底にあるのは、常に日本を自立をした日本国にしたいという事だったのではないかと思います。
三島由紀夫氏も
今思うと、割腹自殺をした三島由紀夫氏もほぼ同じ考えで、日本国民が自虐史観に覆われて、日本人としての誇りを捨てている姿が何とも情けなかったのではないか、と想像しています。
私はまだ三島由紀夫氏のものは一切見たことはないので、違うかもしれませんが……
今は日本の現実に気がついてきた人も増えてきましたが、当時は、ネットもなく日本の正しい情報もなく、テレビ新聞に洗脳された日本人ばかりで、日本の将来を考えたら情けなかったでしょうね。
三島由紀夫氏は、だからあんな極端な形の行動をとったのではないかと思います。
日本人に目を覚ましてほしいと、願って……
石原慎太郎氏のを語る
石原慎太郎氏が亡くなったという情報の後、ネットでは石原慎太郎氏のことを動画で扱っている番組もありました。
私も少しですが、見ました。
その中には、石原慎太郎氏が首相になっていれば、今の日本はもっとましになっていたのではないか、という意見がありました。
他には、石原慎太郎氏は大統領制だと選出される可能性はあっても、今の日本の制度では選出される可能性はない、という意見もありました。
都知事は権力が強いので、石原慎太郎氏に合っていて力を発揮できたのではないかと言っていました。
石原氏だから、都の経済の立て直しができたのだといっていました。
石原慎太郎氏のご冥福をお祈りいたします。