子どもの頃から、無駄に好奇心が強かったまま年をとってしまいました。
20世紀の終わりころに、忙しいのに気になってしょうがないことができてしまい、とうとう本を買ってきて読み始めたらもっと気になってしょうがなくて、夜中まで読んでしまいました。
何の本かというと、「ノストラダムスの大予言」です。
それは、過去に起こった大事件、大事故、災害のほとんどをあてていたというものでした。
そして、これから起こるであろう悪い事の予言でした。
当時の私は、全部まともに信じて寝不足にもかかわらず、心配でちっとも寝付けませんでした。
寝不足でフラフラになりながら、これから起こるであろう事件事故の心配をしていました。
それからも、ノストラダムスの予言の本を買ってきては読み心配をしていました。
そんな話をしたくても、周囲にはそんなことに興味のない人ばかりで、話すこともできませんでした。
今ならこんな風にブログにぶちまけていたと思いますが…
…
「あれ?」という想いが湧き出てきました
何冊も読んでいるうちに、あれ?と思うことが出てきました。
そのあれ?は、ノストラダムスの予言は非常にわかりにくく、ぼかしてあるためどうとでも解釈ができるということです。
ノストラダムスは、予言がよく当たりすぎるので、王様にやとわれて王様の質問に答える形で予言をしていたようですが、あまりにもあたるので王様が不機嫌になったり、内容次第では命を狙われかねなくなったので、表現をぼかしたんだというようなことが、書いてあったと記憶しています。
予言になっていない?
あまりにぼかしてあるので、どのことを言っているのかわからないみたいです。
だから、過去の事件事故災害をあとから予言を読んで、もしかして、この予言はこの災害の事ではないだろうか……という感じで組み合わせていたのではないかと感じるようになりました。
子供たちを守りたいと思った私
20世紀でこの世は終わるというような予言を信じていた私は、なんとしてでも子供たちだけは守らなくては……と真剣に心配をし考えていました。
そのうち、21世紀になり、普通の日常は何の変りもありませんでした。
今はもう、あれから17年たっていますね。
結局事が起きた後でわかるようじゃ予言にならないのでした。
あほな私は、無駄に時間と労力を使い、本を買うのにお金も使ったし、無駄な心配までしてしまいました。
もう、騙されないぞお!!!