三浦春馬さん18
アメリカからのキンキーブーツの動画
キンキーブーツの日本版のDVDを販売してほしいというファンが多く、署名運動も行われたと思いますが、著作権はアメリカにあり、DVD化は難しいと言われていました。
でも、アメリカ側の好意により、最初は15分くらいの動画を作成し流すという事でしたが、最近20分余りの動画が作成され流されました。
私の正直な感想
それを見た私の最初の感想を正直に申しますと、20分余りと数字だけを見て長くなって嬉しいと思っていました。
いざ実際の動画を見ると、三浦春馬さんの映像とアメリカ側のスタッフの三浦春馬さんへの思いを8分くらい続き、正直のところそれより1分1秒でも「キンキーブーツ」の動画を流してほしいと思いました。
「キンキーブーツ」の舞台を生で見ていないし、細切れの動画しか見ていない私にとって、全体の流れもしっかりわかっていないので、今まで見たことのない動画の場面を少しでも知りたいと思いました。
その後もの凄く反省
でも、その後繰り返しその動画を見ているうちに、そんなことを思った私は、自分が恥ずかしくなりました。
「キンキーブーツ」の音楽の全体を担当していたシンディローパーさんをはじめ、振付師の方々や他の方々の三浦春馬さんへの熱い思いを知り、あんなことを思った私は申し訳なく思いました。
彼らは、本当に心から三浦春馬さんの「キンキーブーツ」への思いの熱意、人間性のすばらしさを語っています。
やっぱり彼のすばらしさは、国の違いなど関係なく同じ人間として、通じるんだなぁ、と思いました。
日米の違い
その動画は、日本の動画と違っていることがいくつかありました。
以前から思っていたのですが、アメリカの動画は、日本の動画とアングルが違うのです。
日本の動画は、ほとんどが俳優さんたちと同じ目線でアップしたものが多いのですが、アメリカのは俳優さんと同じ目線のものもあるのですが、少なくカメラを下から撮影をしたものが多いのです。
下から撮ると、立体感があり臨場感や迫力もありますが、演じている俳優さんの表情がいまいちわかりにくいのです。
こういうことは、それぞれ人の好みもあるでしょう。
私の個人的な思いをいうと、日本の方が三浦春馬さんの表情がよく見えるから、嬉しいかな……
特に、最後の方でローラが白いドレスを着て歌い上げる場面があるのですが、それは日本の動画の方が、彼の細かい表情や動きが分かって良かったです。
三浦春馬さんの演技
そのほかには、日本の動画にはない場面がいくつかあって嬉しかったです。
その中でも三浦春馬さんの表情で、この人は演技派と言われるのがよくわかると思う場面がありました。
三浦春馬さん演じるローラが、小池徹平さん演じるチャーリーに対して激しく怒る場面があるのですが、その時の彼の表情が怒りで顔の皮膚がぴくぴく動く感じがして、彼の怒りがとても伝わりました。
以前見た動画で、高橋優さんが三浦春馬さんに役作りをするのか、と聞いたら、彼は役作りをしないで、自分の経験の中の感情を引き出すのだというようなことを言っていました。
なるほど、役を作るより自分の経験からの感情の方が素直に入りやすいですよね。
以前、テレビである女優さんが涙を流す時は、ドラマの内容とは関係がないけれど、自分の過去の悲しかった時のことを思い出して涙を流した言っていました。
それこそ三浦春馬さんが言うところの、自分の経験からの感情ですね。
キンキーブーツの6つのステップ
話が、最初の方の話になりますが、アメリカのキンキーブーツのスタッフの方が、春馬さんのファンに彼との思い出をいつまでも忘れない最善の方法は、「キンキーブーツ」で語られていることを実行することだと言っています。
6つのステップがあります。
①真実を追いかけること
②新しいことを学ぶこと
③自分を受け入れ、他人も受け入れること
④愛を輝かせること
⑤プライドを掲げること
⑥自分が変われば世界が変わること
これを見て私は思いました。
もしかしたら、三浦春馬さんはこれを実行していたのではないかと……
彼がブロードウェイで「キンキーブーツ」を観て、雷に打たれたような衝撃だったと言っています。
その後の彼を見ていると、生き方が大きく変わってきています。