言葉で世界を操る?
言葉は魔法だと思います。
この魔法を自由に操れたら、世界も思いのままかもしれないとも思います。
ちょっとオーバーでしょうか……
だいぶ前の週刊誌に、今はもう亡くなられた超売れっ子の作詞家さんが、このままでいったら世界も操れるんじゃないかと錯覚したことがある、というようなことを書いていらっしゃっいました。
作詞家も言葉を操る仕事ですよね。
言葉で信者を操る
以前、〇一協会という宗教で、高いツボなんかを売りつけるのが問題になっていたことがありました。
たまにうちにも乾きものを売りに来る人が、どうもその宗教の人だったらしいということがわかりました。
乾き物は買ったことはないのですが、色んな若い人が来ましたが、どの人も純粋そうでとても人をだますようには見えなかったから長い間不思議でした。
そのうち、何かで読んだか聞いたかで知ったのですが、その宗教で創造神としてあがめている神様が、この世のお金をつくって今は全世界の人々に貸しているので、高いツボを売るのはその創造神のお金を回収しているのだと……
ものすごく納得しました。
その方々からすれば、罪悪感なく売りに歩けるはずです。
こんな悪知恵、どうしたら思いつくんでしょう。
その他の宗教も
その他にも、以前テレビで見たのですが、〇価学会の人たちがある特定の党の選挙候補者のお願いにに来るのは徳を積むため……とか(・。・)
オウム真理教の件も、信者の人たちは今日その言葉をそのまま信じての事ですよね。
うらやましかった言葉を上手に操る子
小さい頃から、言葉を上手に操る子っていますよね。
子どものうちからすごい!!!というくらいな子がいます。
若いときは、そういう人をうらやましく思ったものです。
私は、言葉の使い方が不器用でそういう人をほれぼれと見とれていました。
自分もと思いながら、そういう上手な人をまねたり、この言葉は良いなぁと思ったら自分のものにしたりとしながらこの年になって、やっと少し表現ができるようになりました。
年をとって意外な展開が・・・
ところが、この年になって私が若い頃うらやましかった人は、相変わらず言葉は上手ですが、上手すぎてその言葉の魔法に頼り切ってしまったのか、努力もせず口先だけで生きてきたらしく、周囲の信用はまったくありませんでした。
でも、本人はまったく気がついていないようでした。
やっぱり才能に頼りっ切ってはいけませんね、それに努力があればたぶん鬼に金棒なんでしょうけどね。