台風が来ています
台風の被害にあわれた方々は大変でした。
こちらもいきなりの雨が降ったりで大変でした。
畑にいたときでしたが、濡れついででそのまま予定通りの仕事をしてきてしまいました。
今に感謝
帰ってすぐにお風呂に入りました。
こういう風に入りたいときにお風呂にはいれ、雨風をしのぐ家があり、特別具合の悪い所もないということは、感謝をしたいと思います。
母はいつも言っていました。
どんな悪いことがあっても、「これ以上悪くならなくてよかった」と。
食卓に家族全員がそろうだけで、ありがたいのだと。
今考えると、母の苦労の人生を考えると、すごい言葉だと思います。
たまに愚痴を言うことはあっても、自分の人生を恨むこともなく、人を妬むこともなく真っすぐに生きた人でした。
昔の農家のお嫁さんは、たいへんだった
そんな母が昔の農家のお嫁さんは、大変だったと言っていました。
田んぼで農作業をしていると、後ろを歩いているはずのお嫁さんが来ないなと思っていると、倒れていて死んでいたということは結構あったと言っていました。
それでも、家族はお嫁さんを心配するどころか、体の弱い嫁だで終わりで、今度は体の丈夫な嫁を貰えばいいそんな程度だったそうです。
嫁は、ただの労働力だけでした。
その話を聞いたときは、私は子どもでしたが、背筋が寒くなる思いをしました。
昔の女性の立場が弱いということは知っていましたが、あまりですよね。
昔があって今がある
今の時代の女性にそんなことを言ったら、目が点ですよね。
生まれた時代が違うだけで、こんなに違うんですね。
今の時代は、まだ男尊女卑があるとはいえ、昔の女性に比べればとっても恵まれていますよね。
何も昔に戻りなさいとは言わないけれど、そういう時代があって今があるということを知っていてほしいなぁと思います。
夫の恩給が出ていることを知らなかった姑
今でも、昔の大家族が良かったっていう男性がいたりしますけど、田舎で結婚した姉の姑さんの話ですけど、いわゆる戦争未亡人でした。
戦後、そういう人には恩給が出ました。
ところが、姉の姑さんは恩給が自分に出ていることを知らなくて、亡くなった旦那さんの親兄弟で山分けをしていたそうです。
それにかかわっていた職員の人が、あまりにひどいのでこっそり姑さんに教えたそうです。
それからは、姑さんは受け取ったらしいですが、旦那さんの親兄弟は悪びれることもなく自分達にも権利があるからよこせと言ったそうです。
嫁のぶんざいで……というようなことを言っていたようです…
今の時代に生まれたことを感謝しましょう。…