座間9遺体事件の被告に死刑求刑
神奈川県座間市のアパートでで、10代~20代の男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制思考殺人罪などに問われた白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の論告求刑公判が26日、東京地裁支部でありました。
11月26日に検察側は「9人もの尊い命を奪った万死に値する行為」として死刑を求刑しました。
おぞましい事件
この事件は、世間でも大騒ぎになりましたが、私的にも本当におぞましいと感じた記憶があります。
今でも、この座間9遺体事件のことを聞いたり、読んだりしただけで吐き気がします。
同じ部屋で首をつって苦しんでいる人がいる状態で、次の殺人のターゲットを捜していたというのですから、同じ人間とは思えませんでした。
人間の皮をかぶった悪魔ではないかと思いました。
こんなひどい奴でも弁護人を付けなければいけない
人を苦しめて殺しておきながら、自分は助かりたいなどと思っているわけですよね。
こんなやつでも弁護人を付けなければいけないのですよね。
弁護人に同情しますよ。
誰が見たって100%白石被告が悪いですよ。
それを言論で弁護側は、起訴前に実施された被告の精神鑑定は検討が不十分で、再鑑定が必要と主張したといいます。
「被害者は自らの命が絶たれることを最優先にしていた」
とし、殺害に承諾がなかったとする被告の供述も信用できず、刑の軽い承諾殺人罪が成立するとしたといいます。
弁護士も弁護するとすれば、これしか方法がないでしょうね。
普通と異常の違い
普通と異常の違いというのは、こういう場合わかりやすいのではないでしょうか。
普通の人なら、刑の軽い承諾殺人であっても、一人でも殺せば罪悪感でいっぱいになると思います。
それを9人もですよ。
どう見ても異常でしょう。
この裁判は、裁判員裁判だったのですね。
この裁判員をした人たちは、精神的に辛かったでしょうね。
私的には、白石被告は何回死刑にしても足りないくらいです。
精神異常者への刑罰に疑問
話は横道にそれますが、精神的に問題がある場合は、刑が軽くなったり、罪に問われなかったりするようですが、罪を犯しておきながら、罪に問われず一般社会に戻れるとしたら、怖い話です。
そういう精神的に問題がある人間には、しっかりとした対策をとってほしいものです。
そのまま一般社会に戻ると、被害者が再び出る可能性があります。
はるまさんの動画を見て
春馬さんの動画を毎日見ていますが、その中に彼の過去十年の映像や歌を流しているものがいくつかあります。
それを見ていると、彼の才能だけでなく彼がどれほど努力をしてきたかという事や、彼のものの考え方や生き方も感じることができるときがあります。
彼はミュージカルを中心に活動
彼の全てが分かるわけではないけれど、一部彼がどれほど真剣に生きていたかという事が、わかるときがあります。
一言で言うと、彼はミュージカルが大好きで、ミュージカルを中心に仕事をしたかったのだと思います。
テレビに出演をするのは、知名度が欲しかったからと自分で言っています。
日本の場合は、ミュージカルが見たいから見に行くのではなく、好きな人を見たいから行くというケースが多いので、テレビが知名度を上げるためには一番早いからという事だったようです。
はるまさんの声の変化
そのほかにも、ミュージカルでは声が大事です。
活舌の良さ、ステージ全体にいきわたる豊かな声量、聞いていてここちよい声……
彼の声は、過去十年間の間に、明らかに変わってきています。
二十歳前後の頃の歌は、歌の上手いイケメン俳優のレベルです。
中学生のころから、バンドを組んでメインのボーカルをしていたようですが、高校生くらいになると、仕事が忙しくなり俳優だけになったようです。
「キンキーブーツ」のあたりから彼の声に変化
25(26かな?)歳の時に「キンキーブーツ」のローラ役を演じる時に、音楽担当のシンディローパーからボイストレーナーを紹介され、アメリカで一か月ほどトレーニングを受けたといいます。
彼の声はこのあたりから、大きく変わってきます。
私が彼の声のすばらしさを知ったのは、彼が亡くなってからですが、初めて見た彼の2ndシングル「Night Diver」のMVのダンスの美しさ、切れの良さ、色気、柔らかさだけでなく声の活舌の良さにも驚きました。
その後、最初の曲の「Fight for your heart」の高音の高さに驚きました。
彼は声楽も学んでいた
それだけでなく、彼は声楽も学んでいたようです。
たぶん、「罪と罰」の舞台の時に舞台の中ではなく、仲間内で休憩時間にでも歌っていたのだと思います。
動画にもありますが、「アベマリア」を歌っていますが、とにかく女性かと思うほどの高音です。
それも無理なく滑らかに美しく、歌っています。
動画の流れで聞いていたら、誰が歌っているのかわからないし、何と言っているのかもわからないのだけれど、その歌声がなぜか私の胸の中にどんどん入ってくるのです。
不思議な歌だし、誰が歌っているのか、とよく見たら春馬さんでした。
何を歌っているのかわからないけれど、とても気になるので、保存をして毎回聞いていました。
そのうち、コメント欄を見たら、声楽を学んだ人のコメントもいくつかあり、その人たちが一様に書いているのは、こんなに情感豊かに歌う「アベマリア」は初めてだというのです。
そのうえ、歌詞は「アベマリア」としか言っていないということも分かりました。
それが分かってからまた、この人凄い!と思いました。
彼はもっともっと進化したはず
彼の歌う歌の中で「Not My Father's Son」と「恐れないで」の時の歌声は、無理なく自然に透明感があり、美しく、それでいて声量があるのです。
聞いていてとても心地がいいのです。
「キンキーブーツ」のアメリカのスタッフのラスティ・モーワリー氏も「彼はもっともっと進化したはずです」と、言っていますが私もそう思います。
だから、亡くなってしまった今は、彼の「キンキーブーツ」の舞台が見られず本当に残念です。