ルトワックから見た日韓問題

「ルトワックの日本改造論」という本 

以前、カズヤチャンネルで「ルトワックの日本改造論」という本の紹介をしていました。

内容を聞いていると、けっこう面白そうなので買ってみました。

今少しづつ読んでいます。

ルーマニア生まれでアメリカ在住のエドワード・ルトワックという軍事戦略研究家を、日本人である奥山真司氏が取材したものを本にまとめたものです

 

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日本の事情に詳しい作者  

まだ読み始めたばかりですが、最初にざっくりと本全体を見た感じでは、びっくりするほど日本の事情を理解している人だということです。

 国防、日韓、中国の脅威、北朝鮮の脅威等を全て理解をしています。

正直大変驚きました。

外国人だと、外国人目線でしか見ないであろうという私の先入観を見事に打ち破ってくれました。

楽しみです。

 

 

 

 

 

日韓問題は韓国の国内問題

内容が多岐にわたっているので、この本をもとに何回かに分けて書いてみたいと思います。

今回は日韓に限定をして書いてみたいと思います。

 ルトワックは、まず最初にこの問題は、韓国の国内問題だと書いています。

このことは、日韓の問題に詳しい人のほとんどが言っていることですが、日韓の問題ではなく、韓国の国内問題を韓国が勝手に日本のせいにしているだけなのです。

それを、ルトワック氏がそんなことを言っているのです。

私は、驚いたと同時に、嬉しくなってしまいました。

 

 

 

 

 

 

ルトワック氏のヨーロッパでの例え

ルトワック氏は、第二次世界大戦の最中と戦後のドイツに対してのヨーロッパの国々に例えて書いています。

これは、ヨーロッパの国や人々の感情というものを知らなかった私には、驚きでした。

ルーマニア生まれのルトワック氏にとっては、例え易かったのでしょう。

その内容をざっくり書くと、ドイツと真剣に戦った国ほど今は仲良くできているということです。

戦争中にドイツの言いなりになっていた国ほど、戦後はドイツに敵対しているということです。

これは、日本と米国が最後まで真剣に戦ったから、今は仲良くできているということと同じだということです。

朝鮮も戦争中は、日本に従属していました。

ところが、戦後は手のひら返しです。

それは、自分たちの父や祖父が勇敢に戦ってこなかった恥ずかしさを隠すためだというのです。

ヨーロッパでいうと、オランダとスウェーデンがそうだというのです。

べルギーは、国としてはドイツには逆らわなかったけれど、国民全体が反ドイツだったので、戦後はドイツに対してのわだかまりがあまりなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

他の人も同じことを書いていた

私が、反日の韓国人や日本にいる反日の人たちのことを知り始めた頃によんだブログの人もよく書いていました。

その人が書いているのは、真剣に戦った国同士のほうが、戦後仲良くなるのは、世界的にも同じだということです。

その反対に、戦わずして言いなりになっていた国のほうが、戦後自分たちの先祖は勇敢に戦ったとウソの歴史を子供たちに教える傾向がある、と書いていましたが、本当ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国人は歴史を直視するべき

ただ、オランダの場合は30年ほどで反ドイツは消えているそうで、70年以上もう続いる韓国に対して、ルトワック氏は歴史的事実を直視するべきだと言っています。

韓国人にとっては非常につらい行為ではあるが、歴史的事実を直視するべきだと言っています。

日本に対しても、日韓にまつわる近現代史の歴史について、真剣に研究する本物の公的プロジェクトに資金を提供することだと言っています。

これ、日本政府も真剣に考えてもらいたいですね。

 

 

 

 

 

 

嬉しい誤算

韓国人が頑張ってウソの日韓の歴史を世界中に広めていたので、真実の日韓の歴史はあまり知られていなくて、韓国人の嘘の歴史のほうが知られていると思い込んでいた私には、驚きでした。 

 この本は、ここ数年の韓国に対する私のモヤモヤを少し解消してくれた気がします。

この本は、日本の今おかれている問題に対して客観的にわかりやすく書いてあり、日本人の私から見ても納得がいく本だと思いました。

 

 

 

 

すぐではないけれど、またこの本について書ける時があったら書いてみたいと思います。