離婚

離婚を考える

最近、離婚を考えてみました。

私が離婚をするということではなく、離婚をするということを冷静に考えてみました。

近所に、5~6年前に離婚をした夫婦がいます。

先妻さんが家を出て、そのしばらく後に後妻さんがやった来ました。

先妻さんとの間には、女の子が二人いました。

先妻さんは上の子を連れて、下の子を夫さんのもとに置いていきました。

下の子は、あの時はまだ3歳くらいだったと思います。

外で「ママ、ママ」と泣きながら母親を呼んでいました。

それに対して、父親が「ママはいないの!」と、叱っていました。

知らないふりをして、耳だけダンボにして聞いていた私は、これは父娘共につらいだろうなぁ、と思いました。

            f:id:shiroppemaroni:20200131212126p:plain

時は流れ・・・

それから時が流れ、あの女の子も新しいお母さんに慣れ、平和な日が続いてました。

そのうちに、新しいお母さんに新しい命が宿りました。

男のあかちゃんも生まれ、「ママ、ママ」と言っていた女の子もお姉ちゃんらしくなった頃、実のお母さんが、「今の奥さんに子供が生まれたのなら、下の娘を返せ」と、家に突撃をしてきました。

新しいお母さんもお父さんも女の子をかわいがっていたので、実のお母さんに渡さないつもりでいたようですが、それからだいぶたってから、女の子はお母さんの所に行くことになったようです。

どういう話し合いでそうなったのかはわかりませんが……

 

 

 

 

 

もう一つの離婚の話

もう一つ私が知っている離婚した夫婦とその子供のことです。

うちの娘より一つしたで、同じ名前の子がいました。

その子は、お母さんが不倫をして、家を出ました。

その子は、いつもお母さんの後ろに隠れて恥ずかしがっているような子でしたが、お母さんが出て行ってからは、すっかり変わってしまいしました。

今まで全く見かけなかったお父さんが、いろんなところにでてくるようになりました。

その子は、恥ずかしがり屋だったのがウソのように、はっきりと自分の意見を言うようになりました。

小学校に入学したての頃は、家を出たお母さんは子供のことが気になったのでしょう、子供の小学校まで来てその子の名前を呼んでいたそうですが、その子は、とうとう無視を貫き通したそうです。

でも、お母さんがあきらめて帰った後、「お母さんがいなくなった」と、泣いていたそうです。

 

 

 

 

 

4人の子供をおいていった母親

知人の娘さんのお子さんの同級生のお母さんが、4人の子供をおいて家を出たそうです。

一番下の子は、まだ乳児だったそうです。

聞いただけで、身につまされました。

家を出たお母さんは、どんな気持ちで子供をおいていったんだろう……と。

 

 

 

 

 

知人の場合

その知人もまた、お父さんが4回結婚をしていて、実のお母さんを知らないで、継母に育てられたといいます。

知人の義母は、良い人でちゃんとかわいがってもらったそうですが……

実の母親が亡くなって、相続の件で初めて実の母親がそれまで生きていたことを知ったそうです。

 

 

私の両親は、離婚はしていませんが、仲がいいわけではありません。

母が一言を言うと、父は十言を言い返してくる人でした。

母は、年を取ってからよく「尼寺に行きたい」と、言っていました。

私も夫と仲がいいわけではありませんが、まだ結婚継続中です。

結婚継続……離婚……どちらがいいか正解はない気がします。