日産、ルノー、フランス政府に問題あり
前回の続きです。
今回は、自分で調べたものを基準に勝手に考えてみました。
我流の考えなので、読んでいる方から見ると、おかしいと
思われるかもしれませんが、そこは適当に流して下さい。
日産、ルノー、フランス政府がそれぞれに問題がある気が
しています。
日産の問題
まずは、日産です。
外国人のゴーン氏に頼まないと、日産の再生は不可能なく
らいまで対策をとっていなかったのか、対策がうまくいか
なかったのかわかりませんが……
日産の体質があるのかなと思います。
たぶん、もっと早くから適切な対策をとっていれば、あん
なに被害が大きくならなくて済んだのかな……と思いま
す。
ゴーン氏のお仕事成功
ゴーン氏は、大ナタを振るったので、日産も再生を果たし
ました。
大ナタには、大きな犠牲はつきものです。
大勢の社員のリストラ、下請けには値切りがひどかったよ
うです。
あそこまでできたのは、外国人というしがらみがなかった
人だったという事と、外国人はリストラが当たり前という
考え方があるようです。
ゴーン氏は、リストラのために迎え入れたのなら、再生が
成功した時点でゴーン氏には辞めもらえばよかったのです
が、そこがやっぱり日産の甘さなのではないでしょうか。
日産からゴーン氏への大金
そのまま19年間、金額を覚えていましたが、なんだかどん
どん増えてきたので、今一わかりませんが、ものすごい大
金です。
金の私的流用、経費の不正支出等を行っていました。
これは、日産側でも知っていても、言われるまま出してい
たという事ですよね。
今年の春に、日産の経理が変わってそこで発覚したという
事ですから。
日産には、どこかわかっていても何となく、臭いものには
ふたをするという会社の雰囲気があるのかなと勝手に
思っています。
ルノーの問題
ルノーは、私はまったくわかりませんが、ど素人の私が
思ったのは、19年間もの間、日産と関わってきたのなら、
日産の技術や色んな良い所を目の当たりにする機会も
あったでしょうに、日産を参考にルノーという会社の改善
しようとはだれも思わなかったのでしょうか。
フランス政府の問題
フランス政府は、日産の株を43％も持っていて日産と三菱
をルノーと統合して、その利益を得ようとしていたようで
す。
しかも、不可逆的に、というから統合したら、日産は永久
的にフランスから利益を吸い取られっぱなしというわけで
す。
それに気がついたから、日産はゴーン氏の件を東京地検に
知らせたわけでしょう。
危ない所でした。
フランス政府も、ずいぶんと情けないですね。
けっこうの金額を手にするとはいえ、外国の会社を頼りに
するような情けない政治をしないでもらいたいです。
グローバル化って、危ない？
韓国の新聞が、日本はゴーン氏に恩をあだで返したなど
と、書いていたようですが、あんたには言われたくない、
という気持ちです。
ゴーン氏には、めっちゃ高い報酬が払われているので、恩
をあだで返してはいません。
それより、ゴーン氏が振るった大ナタで被害にあわれた
方々の気持ちは、悔しいでしょうね。
これからは、グローバル化といわれています。
国より、企業同士でくっつきあってしまって、危ないこと
が起こる可能性が出てきました。
こういうことは、これからも起こる可能性があります。
私達も、今回のこういうことは特別だと思わず、もっと意
識をして見守るべきではないかと思います。
