安倍首相を支持するわけ2

外交を考える

前回は、安倍首相を支持するわけという記事を書きました

が、今回はその続きです。

私達は、政府が外交を行う時、直接の相手国のみを考える

ことが多いと思いますし、マスコミや評論家もそのような

ことを報道します。

でも、今回このように安倍首相の外交を見てみると、だい

ぶ違うように思います。

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尖閣有事の4つのパターン

私のこの記事の元は「みずきの女子知韓宣言」というブロ

グを書いている方のものを、私なりにまとめてみたもので

す。

尖閣有事を考えると、安倍首相は「反日統一共同戦線」へ

対抗するために、「米国、ロシア、韓国」との関係を強

することによって、中国の戦力を無力化させることを狙っ

ていたようです。

尖閣有事の4つのパターンがあるそうです。

1、日米 VS 中国

必勝パターン

2、日本 VS 中国

日本が勝つのは難しい、中国が核で恫喝

3、日米 VS 中国、ロシア

五分五分

4、日本 VS 中国、ロシア

この場合のため、ロシアとの関係を強化する必要がある

 

 

 

 

 

 

安倍首相の「自立外交」

このように見ると、安倍首相は別次元の「自立外交」を上

手にしているといいます。

〇安倍首相は、オバマの反対を押し切ってロシアのプーチ

 ン大統領と和解。

 〇今ままでなら上記の事をすると、つぶされるがつぶされ      なかった。

〇安倍首相とオバマ大統領の関係は、日ロ関係改善にかか

わらず良好。

〇安倍首相は、トランプ大統領になっても関係は良好。

トランプ大統領が6月「パリ協定離脱」を宣言し、世界

的孤立、日本は追随しなかったにもかかわらず、トランプ

大統領との関係は壊れていない。

安倍首相は「米国との意向に逆らいながらも同国との関係

を良好に維持することができる」という能力を持った戦後

初ひょっとしたら、史上初の首相だと思います。

 

 

 

 

 

防衛だけでは外交は不利

安倍首相を批判する人は沢山います。

私も、無条件に安倍首相を支持しているわけではありませ

んが、我が国は戦後軍隊がありません。

たぶん、自衛隊があるじゃないかと、言う人もいるでしょ

うが、先に戦争を仕掛けられなければ、対応できないとい

うことは、国としては非常に不利なのです。

 

 

 

 

 

軍隊即戦争ではない

軍隊があるから、即戦争をするわけではありません。

軍隊即戦争なら、世界中が戦争になっているはずです。

外交というのは、仲良しこよしではありません。

国際的には、お互いせめぎあいだといいます。

そういうせめぎあいの時に、自国に軍隊があるというのは

有利なのです

いざとなったら……と言えるわけです

私は、核までは持っていた方が良いとは思いませんが、実

北朝鮮の様な弱小国が、アメリカと交渉できたのは核

があったからなのです

だから、軍隊のない我が国は初めからなめてかかられてい

るのです

 

 

 

 

 

 

我が国の外交を批判しながら軍隊はだめという人達

よくアメリカのポチなっているとか、外国との交渉に弱気

だと言いながら、軍隊はもってのほかという人がいます

が、軍隊があればこんなにアメリカに頼る必要もないし、

外交ももっと強気に出られると思います。

今まで、戦後70年以上よく軍隊なしでここまで外交をやっ

てきたと思います。

昔は、中国も韓国も北朝鮮も国力がなかったから無事で来

れましたが、そしてアメリカがもっと強かったから心配が

いりませんでしたが、もう今は中国、ロシア、北朝鮮が核

を持っています(核を捨てるとは思えません)。

 

 

 

こういう中で安倍首相は、あれだけの外交をやってきたの

です。

もう少し評価をしてもいいのではないでしょうか。