安倍首相3選
安倍首相が3選されてホッとしていますが、その理由を書
きたいと思います。
一つは、国にとって最重要分野である国防をしっかり
守っているからです。
もう一つは、戦争が起こらないようにするのが外交です
が、外国との関係を調整する努力ができているからです。
以前に民主党政権の時代のことを書きましたので、もう民
主党政権の事は飛ばして、その後のことから書きます。
米、中国＞日本
2012年12月 首相に返り咲いた安倍氏は、中国にとって
は「極右」と、大変都合のいいキャラをつけられていまし
た。
中国から散々聞かされていた米は、安倍首相が東京裁判
について「勝者の判断によって断罪された」との見解を披
露し、「侵略の定義は定まっていない」という発言をして
いたので「歴史修正主義」という風に見えたようです。
そして、オバマ大統領は、 中国＞日本でした。
ました。
安倍首相にチャンス
その後に安倍首相に転機が訪れました。
2014年3月 ロシアがクリミア半島を合併したため、これ
に対抗するために米国は日本と仲良くなります。
1、オバマ大統領は、日本を対「ロシア制裁」に引きいれます。
2、中国主導の「AIIB」は、親米国家群が次々と参加しま
したが、日本参加しなかったため、米国の信用を得ます。
米、日本＞中国
このあたりから米は、中国に対して対抗姿勢を強めます。
2015年4月29日 日本の首相として史上初の米国上下両院
合同演説をしました。
「希望の同盟演説」でした。
2016年5月 オバマ大統領が広島を訪問し、事実上の謝罪
である追悼をしました。
2016年12月 安倍首相が米ハワイ真珠湾を訪問をし事実
上の謝罪をしました。
前後しますが、
2015年12月28日 日韓の慰安婦合意をし、米も支持しま
した。
日ロ改善の意味
2016年12月 ロシアプーチン大統領が来日し、日ロの関
係が劇的に改善しました。
これは尖閣有事を考えると、素晴らしい意味のあることな
のです。
安倍首相は「反日統一共同戦線」の中国の戦略への対抗に
「日本、米国、ロシア、韓国」との関係を強化し、中国の
戦力を無力化させる事でした。
当時、マスコミは対ロシアと言うと、北方4島なので北方4
島返還ばかり言っていましたね。
本当の目的は、こういうことだったのですね。
ここまででだいぶ日本は、国際的に信用される国になって
いたのですね。
特にアメリカに信用をされるようになっていたようです。
民主党時代の信用が無くなったのを、安倍首相が随分と回
復したと思います。
この続きは、次回に書きます。
