我が家の猫たち

次男は猫の気持ちがわかる

何年もの間、ずいぶんと沢山の猫を飼ってきました。

猫というのは、抱っこしてなでなでして、今風で言うとモ

フモフして、というのが当たり前だと思っていました。

私は、自分ではけっこう猫の気持ちがわかる方だと思って

いましたが、我が家の次男は、私なんか比べものにならな

いくらい猫の気持ちがわかるようです。

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色んな猫がいる

次男に言わせると、抱きしめられてモフモフが好きな猫もいる

けれど、そういうのをあまり好きでない猫もいるそうです。

猫の体全体をモフモフしていると、猫が喜ぶ場所があるか

ら、そこをモフモフすればいいのだそうです。

 

 

 

 

 

私が可愛がっていた猫

以前に私が一番かわいがっていた猫がいました。

名前は「マロニ」と言いました。

私は、今までどの猫も平等に可愛がってきましたが、この

マロニだけは違いました。

抱っこをすると、私の腕の中にちょうどぴったりサイズ

で、ちょっと太めの猫で、触るとマロニの体と毛との間に

少し余裕があって、触り心地が最高にいい猫がいました。

マロニは、とっても臆病でちょっとしたことでもびくびく

していました。

私に甘えるのが大好きな猫でした。

だから、私も他の猫たちに悪いと思いつつ、マロニだけは

思いっきりかわいがりました。

私の可愛がり方と、マロニの可愛がられたい方法と、ぴっ

たり一致していました。

 

 

 

 

 

 

帰ってこないマロニ

でも、マロニはある時から帰ってきませんでした。

臆病な猫だから、遠くには行かないだろうからと、あまり

心配をしていなかったのですが、我が家の近くには往来の

激しい県道があるし、目の前の道路と裏の道路は抜け道に

なっているので、車は結構スピードを出してくるのです。

今までもけっこうの数の猫が車にひかれているのです。

もう何年もたつのですが、まだ帰ってきません。

ほかの猫がいるのですが、何だか胸の中にぽっかりと穴が

開いた感じがしました。

 

 

 

 

 

 

マロニの弟と妹

話が、マロニの話になってしまいましたが、今はマロニの

弟分と妹分が各一匹づつと、迷い込んできた猫の3匹で

す。

3匹とも、マロニのように抱きしめてモフモフはあまり好

きじゃないようで、抱っこをすると逃げてしまいます。

次男の言うようにしながら、猫の様子をうかがっている

と、どうも頭の上か顔の横を親指以外の4本の指をそろえ

て、指の先で左右に動かすと、うっとりしていました。

それからは、畑から帰って疲れてボーっとテレビを見てい

ると、上記に書いたことをしてほしいらしく、自分から私

の膝の上に乗ってきます。

 

 

 

猫も爺と婆になってからじゃ、ちょっと遅かったかもしれ

ないけれど、でも、今からでもわかったから勘弁してもら

いましょう。