家の中では、自分が一番

義母のことを書くのを迷っていた

昨日の続きを書きたいと思います。

義母との同居の中身を書くと、ほとんどが悪口になるかな

と思い躊躇していました。

色々あったとはいえ、亡くなった人の事をあまり悪くは書

きたくなかったので、ずーっと迷っていました。

 

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亡くなって1年の区切り

でも、亡くなって1年の区切りと、相続は義母の遺言書通

りになったものの、夫の兄弟とは今はもめていることな

どもあり、ここで悪口ではなく事実としてこういうことが

あったということを書いてみようと思いました。

 

 

 

 

 

家の中では自分が一番

義母は、外面がいいのでよその人の言うことはよく聞いて

くる代わりに、我が家の中では天下でした。

家の中では、自分の考えが一番で反対意見を言うと気に入

らなかったようです。

義母は極端な話、今日は白と言っていたのものでも、近所

の人が黒だと言うと義母も黒になってしまい、それを私達

にも強要してきました。

 

 

 

 

 

 

仕事も自分中心

義母は、夫の仕事を手伝っていました。

だから、本来なら夫の言うとおりに仕事をすべきなのに、

その時その時の思い付きで仕事をし、夫も義母につきっき

りで仕事をしているわけでもないので、仕事が終わる

と全く違うことをしているので、親子げんかです。

 

 

 

 

 

結婚して1年は親子喧嘩の連続

結婚をして1年間は、親子喧嘩の連続でした。

夫は、しゃべるのが苦手な分、言葉より手が先に出るタイ

プなので、年取った母親にその辺にあるものを投げてしま

いました。

私は、そういう時は下手にどちらかに味方をするのも面倒

なので、ソーっと別の場所に移動です。

私から見れば、義母が訳の分からないことを言ったりした

りしているのが原因で、物を投げたり感情的に怒る夫も悪

いけれど、喧嘩の原因をつくっているのは義母なので

しょうがないと思っていましたが、後で知ったのですが、

義母から見ると息子は嫁に怒らないで親である自分にばっ

かり怒ると怒っていたようです。

 

 

 

 

 

夫の劣等感の原因

これも結婚してからわかったのですが、どうも夫は親から

認められていないという劣等感がすごかったようなので、

私は、夫の気持ちをできるだけ聞くようにしました。

その結果、1年後くらいにはだいぶ親子喧嘩は減ったと思

います。

義母のワンマンは、義姉が連れて行くまでの26年余の間

続きます。

その間、人間観察が好きな私は義母を観察し続けました。

 ● 義母は我が強い。

 ● 義母は、見栄っ張りで外の人の前では、自分の描い

    た良い人になり、そのためには誰でも踏みつぶす。

 ● 家に入ると自分が一番で、自分の意見が誰よりも自

   分が正しい。

 ● プライドが高い。

 

 

 

 

 

「笑顔が素敵なおばあちゃま」

義母には、義姉が我が家から連れて行ったあとは、夫の仕

事の手伝いはやめてもらったので、花を買いに来たお客さ

んに「笑顔が素敵なおばあちゃまは、お元気?」と聞かれ

たことがあります

私は、思わず「そんな人うちにいたっけ?」と言ってしま

ました

 

 

 

義母の遺影の写真を改めてみると、確かに優しそうなおば

あちゃんのいい笑顔です。

よその人には、良い人に見られたかった義母の願いはか

なっていたようです。