離婚
既婚者で離婚を考えなかった人の方が少ないでしょうね。
私も何度も考えました。
離婚をすれば、今の嫌な思い、辛い思いからは逃げられるけれど、また新たな苦労が待っていますよね。
離婚するなら絶対子供は連れていく
私の場合は、子どもを手放すという選択肢は100%ないのです。
もう、今のように成人してしまえば、そんなことは考えないのですが、小学生以下だと絶対に私が子供を引き取りたいと思っていました。
中学高校くらいになれば、自己判断でと思います。
子どもを引き取るということは、お金がかかるし仕事にも制限されます。
夫が養育費を払うとは、とても思えませんでした。
そうすると、ある程度お金を貯めるか離婚した後も安定した仕事があることが前提でした。
そういう事で、ずるずると今まで来てしまいました。
たぶんお金の心配がなければ、別れていたと思います。
知人の離婚
知人で、子どもさんが結婚をしたら、離婚しようと思っていたら、子どもさんが30代に入った今も結婚する気配がなくため息をついていました。
というか、彼女の場合は、元夫に追い出されたので今は完全なる独身で、既婚だった頃より、今の方が生き生きしています。
その元夫さん、勢いで妻を追い出したけれど、妻がいなくなって困ったらしく相当の亭主関白だったのに、元に戻ってきてくれと頭を下げたらしいです。
勿論、彼女はNOです。
結婚時のわけのわからない締め付けはなくなり、彼女の自由です。
戻るわけがありません。
どうせ反省したと言ったところで、1週間もすれば、元の亭主関白に戻るでしょう。
定期的に親子会をしていました
うちの娘がまだ赤ちゃんだった頃、同じくらいのお子さんを持っているお母さんたちと、親子で定期的に集まっていました。
その中に、家の娘の一つ下の娘さんのお母さんがいました。
家が離れているのでそういう集まりでしか会うことはありませんでした。
そうやってたまに会う時に様子を見ていても、とっても娘さんをかわいがっていらっしゃったので、微笑ましく見ていました。
その方は、公務員なので1年間の育児休暇なので、いずれは娘さんを保育園に入れると聞いていました。
その集まりは、どれくらい続いたでしょうか、そのうち自然消滅しました。
ある親子
その後、子どもたちも大きくなり小学校に入学し、家の娘が2年生になって間もなく、人づてにあのお母さんが不倫をして、娘さんをおいて家を出たと聞きました。
私はそれを聞いたとき、あんなに可愛がっていた娘さんを置いて出ていくこと自体が信じられませんでした。
それを聞いてから1か月位たったころでしょうか、お母さんが小学校に入学したばかりの娘さんが心配だったのでしょう。
小学校に来て、娘さんを呼んでいたそうです。
でも、娘さんはお母さんの方を絶対振り返らなかったそうです。
お母さんは、何度も何度も名前を読んでいたそうですが、娘さんが一度もお母さんの方を振り返らず、無視をし続けたのでお母さんはあきらめて帰ったそうです。
そして、お母さんが帰ったとたん娘さんは「お母さんが行っちゃった」と大泣きしていたそうです。
その話を聞いて、涙が出そうになりました。
やっぱり小さいうちは子どもを手放してはいけないと、思いました。