こちらのお盆の迎え方
こちらは関東ですが、お盆になると仏壇の外に出して、色々飾り付けをします。
飾りつけというのは、おかしいかな……
ご先祖様の位牌とか、選考のセットとかちょっと意味が分からないんだけれど、ナスをサイコロ状に細かく切ったものをサトイモの葉にのせます。
そして、ミソハギという植物で、サイコロ状のナスに別の器に入った水をかけます。
それは、お線香をあげるとき、先ほどの動作をします。
そこには、きゅうりで作った馬とナスで作った牛も置いてあります。
13日の昼は、馬と牛の手綱をつくるため必ず、そうめんを茹でます。
そして、馬でご先祖様を迎えに行き、帰りは牛でゆっくり帰ってもらいます。
お盆の迎え方は、地域によって違う
ネットで知ったのですが、東北の方は馬だけのようです。
そして、送り盆の朝にそれをつくるんだそうです。
私の実家の北陸では、そういうことは一切しません。
お墓参りをするだけです。
だから、結婚した年はびっくりしたし、物珍しかったですね。
九州の方では、迎え火や送り火をするそうです。
こちらの方は、お墓参りの前に家の前に作ってあるきゅうりの馬とナスの牛の所で、お線香をあげます。
それが、迎え火と送り火になるのかな……
ナスの牛ときゅうりの馬に姉がびっくり仰天
私の上の姉は、小さい頃に祖父から野菜で遊ぶなとすっごく叱られたから、関東の方にきてそのナスときゅうりを見たときにびっくり仰天だったそうです。
ここでは、大人も野菜で遊ぶのかと思ったのだそうです。
野菜の割りばしを刺してあったので、遊んでいるように見えたようです。
こういう昔からの伝えられたことって、地域によってすごく違うんでしょうね。
こういうのを本格的に調べると面白そうですね。
今は、テレビ新聞ラジオなどがあるので、地域差ということは少ないかもしれないけれど、昔から伝わったことって、かなり違いますよね。
仏壇の違い
これは、地域差というより宗派の違いなんですけれど、こちらは、曹洞宗なので仏壇がとっても地味です。
実家は、浄土真宗だったので仏壇は大きくて金色できらきらです。
私は、その金色できらきらで大きい仏壇が当たり前だったので、こちらに嫁いだ時は、言葉にはしませんでしたが、心の中で思わず「しょぼ!」と言ってしまいました。
それとは反対に、夫は実家の仏壇にあまりに派手なので、びっくり仰天だったようです。
今は、私も慣れてしまいましたけどね。
面白いですね。
皆それぞれ自分が基準ですものね。